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2021-02-26 13:58:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は、いつも通りのご近所ミニデイ(サービスB)を行い、その後、銀行を走り回ってのサイト更新です。

 

なんだか、あっという間の1か月だったと感じていますが、皆さんはどう感じていますか?

 

 

 

 

さて、昨日は1日のほとんどを、介護保険制度の目的やそれに伴うケアマネジャーの担う役割について勉強していました。

 

いやぁ、オタクな私ならではの感想ですが、楽しかった!!!

 

できれば、いつまでも分厚い本を読み解きながら、社会の流れと制度に込められた想いに気持ちを馳せていたいと思いました。

 

どのくらい本の面白さに感激したかというと、思わずAmazonでポチってしまうほどです。

 

ちなみに、購入本は『介護保険制度の解説』と『地域共生社会の実現のための介護保険制度改正店の解説』の2冊です。

 

いずれも社会保険研究所から出版されている本で、介護保険~は544ページ、地域共生社会~は400ページですが、明日届くのが楽しみで仕方ありません♪

 

そして、こんな本を自腹で購入するのは、私くらいだろうと思いました(安定のオタクっぷりです!)。

 

今週末は、漫画の大人借りをしている場合ではないと、ひそかにほくそ笑んでいる私でした。

 

 

 

 

・・・と、ふざけて書いているのですが、結構真剣に今後のケアマネジメントの発展について考えているわけで。

 

よく、『専門職は知識と技術と倫理観が大切である』と言われますが、現状、職能団体以外の研修は『how-to的』な研修に人気が集まります。

 

今で言うと『制度改正をどう乗り越えるか?』『実地指導に強いケアマネ事業所であるために』『これだけ覚えれば実地指導はこわくない!』etc

 

それはそれで個々の価値観だと思うのですが、私が心配しているのは『手段ばかりが追求されてしまうと、本来の制度の目的や自身の役割を忘れてしまい、専門職としての存在意義は低下するんじゃないかな』ということです。

 

少し前に、AIがケアプラン作成を担うかどうかが話題に上がりましたが、この方向に、ケアマネジャー自らが邁進しているなんて、皮肉以外の何ものでもないと思うんですよね。

 

 

 

 

とはいえ、書籍を読むのも得手不得手があるので、こういうことが好きな人が読んで理解し、音声で伝えることができたら、少しは『利用者本位のケアマネジメントをしたい』と感じているケアマネジャーのお役に立てるかもしれないと思ったのです。

 

パワポで資料を作りつつ、なんで介護保険制度が創設されたのか、そして、介護保険制度の目的やケアマネジャーの役割、21年の時代がどう変化し、地域包括ケアシステムや共生社会を見据えた制度に転換していっているのか。

 

そんなことを理解することって、とてもとても大切だと思うのです。

 

制度の目的を知った上で自身の役割やルールを知ることで倫理観は育まれ、その上でケアマネジメントの知識や、相談援助職の面談技術などを学び、日々の業務の中でそれを遂行していく。

 

バカ真面目だと思われるかもしれませんが、私は専門職ってこういう地道な取り組みの継続で、スキルを上げていくものだと思うのですよね。

 

派手にパフォーマンスをする必要もないし、ことさらに自分の仕事を楽しそうにやる必要もない。

 

自身が研鑽しながら粛々とやるべきことを行い、その中でじんわりとやりがいを感じたり、他のケアマネジャー仲間と協力したり刺激を交換して、時間をかけて、質の向上をしていけばよいと感じています。

 

皆さんは、ケアマネジャーという専門職について、どのように考えていますか?