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2021-02-09 19:29:00

訪問をありがとうございます。

 

今日、むちゃくちゃ風が冷たくなかったですか?

 

用事があって午前中に東砂地域に自転車で移動したのですが、運転中、耳が痛いこと痛いこと・・・。

 

寒さで痛みを感じるということを久しぶりに体験した日でした☆

 

 

 

 

今日は、嬉しい話です。

 

当区城東エリアにある子育て支援の団体に、手作り布マスク寄付の為訪問したのですが、その団体が昨年4月に特定非営利法人の法人格を取得していたことを知ったのです。

 

団体名は『子育てサロンすくすく』です(東砂5-5-9-101)。

 

ちょうど1年半前にサイトの取材でお伺いさせていただいた時は法人格を持っておらず、『せっかく素敵な活動を長年されているからこそ、法人を取得して社会的認知を上げてほしい』と思っていたので、法人格取得の話を聞いた時は、わがことのように嬉しかったです。

 

 

 

 

この団体は、元保育士・幼稚園教諭の方々で立ち上げた団体で、乳幼児から未就園児の親子に対して『集いの場』を開放しています。

 

住宅街のアパート一室を賃貸契約しており、毎月家賃を払いながらの活動です。

 

近隣の親子がフラッと遊びに来れて、親子同士友達作りもできるという場所であり、そこにあるおもちゃは木製や手作りがほとんどという、とてもとても優しい空間です。

 

 

 

 

運営は、元保育士や幼稚園教諭というベテラン揃い☆

 

皆さん保育士や幼稚園教諭をされた経験からナナメの関係の大切さを実感されており、ある時は専門職の立場から、ある時は同じ親の立場から、ある時は地域でつながっている住民の立場からと、相手に合った立場で優しく接しながら親子に元気をくれています。

 

・・・とはいえ、この団体の素晴らしいところは、『一番は地域の親子同士がつながること』に重きを置いており、親同士・子どもの集団遊びを最優先しながら、極力専門職としての助言はしないということです。

 

子どもはできるだけたくさんの人と関わりを持ちながらのびのびと育ってほしいという、包容力ある想いが伝わる関わり方です。

 

 

 

 

実際に来所するママ達に対して、専門職としてどんな相談に乗るのかを聞いてみたことがあるのですが、『まずは、育児書よりも目の前にいる子どもをみてね』ということを伝えるとのこと。

 

『育児書から子どもが外れているかで一喜一憂するのではなく、目の前の子どもの可愛さを実感して育児を楽しんでほしい』と話していました。

 

『その上で、専門性が必要な部分はアドバイスさせてもらうけど、それよりも、ママの伴走者になって一緒に子ども達の成長を楽しんでいる』と話す方もおられました。

 

子ども3人を保育園にお願いしていた私は、『保育園の先生=育児をチェックする人』というイメージが大きかったのですが、全くそんなことはなく、孤立化しやすい現代社会にこそ、必要な支援だということを実感したことを思い出しました。

 

 

 

 

昨年2月以降、新型コロナウイルス感染症で社会の動向は大きく変わりましたが、それでも休館することなく、皆で安全について十分に検討しながら地道に活動を続けてきたというところも、活動に対しての覚悟を感じます。

 

こんな素敵な活動団体が地域にあることを感謝しつつ、これからも様々な地域活動団体を知り、その優しさを伝えていけたらよいなぁと思いました☆

 

皆さんは、地域活動団体をどのくらいご存じですか?