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2020-01-20 08:03:00
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訪問をありがとうございます。

 

今年に入ってから、毎日をご機嫌に過ごすため、良い言葉をたくさん言うようにしようと意識しているのですが、徐々にその効果が現れてきているなぁ~と感じています。

 

まぁ、自己満足ではありますが、周囲にご迷惑はかけていないので、今年一年は悪い言葉を言わずに、良い言葉を伝えていくよう意識したいと思います。

 

 

 

 

さて、突然ですが、私は本を読むのが好きです。

 

人様から勧められた本はたいてい読むようにしていますし、しょっちゅう本屋に入り浸り、ひらめいた本(こういうのがあるのです!)があると購入してしまうくらいです(最寄り駅前にある本屋は深夜1時まで営業しているので、とても助かります)。

 

…とそんな状態なのですが、先日、とある本を勧められました。

 

それが、写真に挙がっている本で、『あやうく一生懸命生きるところだった』という本です。

 

この本は、韓国のイラストレーターの方が書かれた本なのですが、テンポが軽く読みやすいです(エッセイ)。

 

“さすがダイヤモンド社!”と言いたくなるくらいに、協調部分を太字にして読みやすくしてあるし。

 

そんなわけで、1時間もかからずに読み終えてしまい、何だか不思議な気持ちになった私です。

 

 

 

 

で、なんでこの本を紹介したかについてですが、善し悪しは別として、今後は彼のような生き方が流行ると思うのです。

 

介護業界は万年人手不足なため影響は関係ないかもしれませんが、昨年からの大企業を中心とした早期退職勧告が、現在も粛々と進められています。

 

昨年1月から11月の上場企業早期・希望退職者の募集人数は、既に1万人を突破しています。

 

また同時に、時代の流れをみた時に、生産性を中心に退職勧告を出しているようで、主として40~50代がターゲットになっているとのこと(つくづく就職氷河期世代はツイていないと思ってしまう…)。

 

そんな中、筆者(40歳)は、競争社会に疑問を感じ、会社を退職して自分自身を見つめ直すということをしており、この本はその様子を書いた本なんですね。

 

内容は、『無理してやる気を出さない』『必要なのは失敗を認める勇気』『「やりたい仕事」なんて探しても見つからない』『そこまで深刻に生きない』『何もしない1日を大切にする』…等々。

 

 

 

 

韓国では25万部を突破する売れ行きで、“心が軽くなった”“共感だらけの内容”“辛さから逃れたいときにいつも読みたい”と、共感・絶賛の声が相次いでいます。

 

内容は、日々の中での気づきを書いているのですが、これが『当たり前のことを心に響くように語ることがうまい!!!』と思いました(著者は読書好きらしいです)。

 

これから大量に出てくるであろう人生の迷子になる方々・なりそうな方々には、読んでいただくと気持ちが軽くなるかもしれません。

 

そして、私はこの本から『あ、この思考は今後、アジアのマジョリティになるな』と思ったし、それを踏まえて『成熟期の後の社会は、ユルいつながりの上に成り立つお一人様社会なんだな』ということを実感した次第です。

 

本当にさらっと読める本なので、お時間のある方はぜひ☆