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2020-01-13 09:38:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は、知人が講演するということで、朝7時から四谷倫理法人会に参加をさせていただきました。

 

早朝…5時前に家を出て向かったのですが、初めての参加にもかかわらず、江東深川支部の方が丁寧に解説をしてくださいました。

 

どんな会でも思いますが、主体的に参加をされている方々は、他者に対しても積極的に関わってくださいます。

 

お互いが思いやりを持って活動を進めている会は素晴らしいと、改めて感じました☆

 

 

 

 

さて、今日は昨日ニュースで『日本人は個人主義』という記事を読んだので、その件について書かせていただきたいと思います。

 

日本人は個人主義であるというのは、故山岸俊男先生が様々な著書の中で実験データを基に書かれていることです。

 

昨日のニュースも、そのデータを基に書かれており、さらには『日本人の個人主義は西欧の個人主義とは違い「自分ファースト」である』ということまで書かれていました。

 

全くもって共感です☆

 

 

 

 

一方で、コメント欄を読むと『そんなこと言っても、日本人は同調圧力が強い国だから、個人主義ではないのではないか?』という意見も多くみられました。

 

が、これは山岸先生も書かれていましたが、『集団の中で「空気」を読むというのは、心から同調しているのではなく、その方が自分にとってメリットだと考えるからそうするだけ』なんですよね(みんなと一緒だとリスクが少ない)。

 

つまり、日本人のマインドとしては、あくまでも『個人の損得勘定が第一』ということになります。

 

善し悪しは別として、日本人がそういうマインドなのであれば、それを踏まえて様々な仕掛けを考えていかないといけないと思っています(あくまでも私は商人なので…)。

 

 

 

 

で、この『周囲の空気を読む』ということについてですが、これ、気をつけなければいけない事が一つあると感じています。

 

それは、『自分のいる場が、社会の中でマイノリティなのかマジョリティなのか』を把握した上で、空気を読んだ方が良いと私は思うのです。

 

つまり、『自分のいる世界(空気)が社会全体とイコールではないよ』ということを理解しておかないと、いつの間にやら気が付いたら、周囲の波には乗れているけど社会からはかなり離れた世界に流れ着いていた…ということもあるということです。

 

そんなわけで、『自分のいる世界で多数派に属しているから安心♪』という考えは、結構危険だと思うのですよね。

 

 

 

 

今年は、オリパラまでは大会を盛り上げるためにフワフワした状況が続くと思いますが、それ以降の社会は、恐らくかなり厳しい状況になると思っています(脅すわけじゃなくてね)。

 

その時に、自分の周囲だけを見回して『あぁ、私は波に乗れているから安心』と思うのではなく、もう一つ俯瞰した視点で様々な社会情勢を把握する術も身に着けておいた方がよいような気がしています(特に介護等特定の分野のみの世界での視点しか持たないのは結構危険)。

 

…というのも、時代の過渡期を乗り越えられるのは、『変化に強い人』ですからね☆

 

皆さんは、ご自身の住んでいる世界が、社会全体のどういう位置に属しているかを把握されていますか?