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2020-01-09 21:16:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は都庁に行った際、介護休業に関するチラシを2つ入手しウフフな気分の私でした。

 

きっと、あと数年以内に日本企業の大半が介護離職防止については何らかの対策を取らざるを得ないと思うのですが、先駆けて政府や実施企業の施策を把握することで、それらの企業のお手伝いができればと思っています☆

 

 

 

 

さて、今日は個人的に注目していたニュースに関する嬉しい記事を見つけました。

 

引きこもり者の家族向け教育支援プログラムの開発についてです。

 

今日はこの件について、ご紹介させていただきますね。

 

日本医療研究開発機構障害者対策総合研究開発事業の支援で、九州大学病院精神科神経科の加藤教授を中心とした共同研究チームが発表したのですが、心の応急処置を習得するメンタルヘルス・ファーストエイド及び認知行動療法に基づくコミュニティ強化と家族訓練を応用した家族向けの5日間の教育支援プログラムを開発したのです。

 

なんて書くととても難しい感じがしますよね。要は引きこもり支援のプログラムを開発し、実験した結果、効果がみられたということのニュースでした。

 

具体的には、21名の親がパイロット試験に参加し、1回2時間の講義やロールプレイを5買受けた後、6か月にわたり追跡調査を行いました。

 

結果、引きこもりの方への対応スキルや精神疾患への偏見が改善し、さらに、引きこもり者本人による社会参加が改善するなど、当事者の行動まで改善したという結果を得ることができたのです。

 

つまり、引きこもり当事者の周囲の対応が変われば、当事者の社会性を回復することができるという結果が出ているんです。

 

この研究は、今後プログラムの改良を重ね、本プログラムを基にした家族向けの教育支援として活用することで、引きこもりの長期化解消の一助になる可能性を秘めています。

 

 

 

 

8050問題を始め引きこもりは社会課題となっていますが、社会課題だからこそ『自己責任』とせずに、いつでも社会と再びつながる仕組みを創ることが重要だと、私は思っています。

 

昨年、経団連の会長が発表した終身雇用の終焉を始め、社会は不安定な過渡期が続いています。

 

経済的な発展も必要ですが、同時に個人の幸福度も向上できる社会を創っていきたい。

 

それが、本当の意味での成熟社会であり、それは、この過渡期が抜けたら新たな資本主義の形になると信じている私でした。

 

・・・という話を夫に興奮状態で電話報告したら、『良かったね。・・・でも、この話に興味を持つのは、本当に一握りの人だけだと思うよ』と言われてしまいました。

 

確かに☆