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2020-01-06 08:00:00

訪問をありがとうございます。

 

仕事に関してですが、私の今年の目標の一つに『介護離職防止に協力する』というものがあります。

 

これ、毎年リスクは上昇している事象ですが、介護というもの自体が閉鎖的なせいか、企業はなかなか本気で取り組んでいるところがないのです。

 

 

 

 

東京商工リサーチの調べでは、2018年9月~2019年8月の1年間に、介護離職が発生した企業は10.8%となっています(有効回答6,545社)。

 

さらに、将来的に介護離職が増えると考える企業は69.0%です。

 

そして、対策についてですが、一番多い取り組みが『就業規則や介護休業・介護休暇利用をマニュアルなどで明文化(44.7%)』です。

 

うーん、これは取り組みと言えるのかわかりませんが、『特になし(30.7%)』に比べたらマシなのかもしれません。

 

 

 

 

で、私自身(極小とはいえ)経営者でもあるので、企業の『何でもかんでもお金をかけられないよ』という気持ちはわかります。

 

だからこそ、助成金や専門家の情報などを上手に活用しながら、介護離職防止に向けて企業として取り組んでほしいなぁと思うわけで。

 

多分恐らく、中小企業ほどそういう助成金を知らない部分はあると思うのですが、そこは何とかしてほしいと思うわけで。

 

厚労省では『介護離職防止支援コース』や『カムバック支援助成金』などの助成金はありますが、これは事前に助成金のについて知っていないと、申請をできない恐れがあります。

 

申請自体は書類等大変ではないので、ぜひぜひ、中小企業の人事や経営者の方には、ご承知おきいただきたいと思うのです。

 

 

 

 

介護保険も予算を10兆円超えた今、何でもかんでも保険で対応はできなくなります。

 

だからこそ、個人では、大切なご両親が介護を必要と知る段階で『あぁ!どうしよう!』となるのではなく、そうなるまでに、できる限りの準備はしてほしいと思います。

 

そして、企業は、大切な社員が介護離職しないで済むように、何かしらの対策はしていただきたいと思います。

 

そんなことを考えながら、年末年始は介護離職防止に関する勉強をしていた私でした☆