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2019-12-24 22:39:00
『徳』のある人☆

訪問をありがとうございます。

 

今日はクリスマスですね。

 

職場の仲間にケーキを差し入れしようと思い、徒歩30分近くかかるケーキ屋に向かった私(知人が経営しているお店で買いたかったのです)。

 

歩いて移動にしたのは、前回ケーキ購入時に自転車で運んだら、中がグチャグチャになってしまったから。

 

職員がおいしそうに食してくれた様子を見て、『あ〜、買って良かったなぁ』と思いつつ、改めて仲間に感謝感謝の気持ちを持ちました。

 

 

 

 

さて、突然ですが、ありがたいことに私にはたくさん尊敬する方々が身近にいます。

 

その中でも、私が本格的に地域活動をするきっかけをくれたWさんが、ついに自伝を出版しました(写真真ん中の方です)!

 

実は2年以上前から自伝を出す話は聞いており、1年半前には原稿も読ませていただいていた私。

 

いつかいつかと待ちわびていたので、本をいただいた時は、自分の事以上に嬉しかったです。

 

…というわけで、今日はWさんの話を書かせていただきます。

 

 

 

 

このWさんは、戦後家計が苦しかったため中学校を卒業後、丁稚奉公をしていました。

 

そうしながらも勉強をしたいという気持ちから、仕事をしながら夜学に通い、その後ご自身で起業されました。

 

若い頃から苦労続きですが、ご本人曰く『必死だったから、苦労とか辛いとか、考える余裕もなかったよ』と朗らかに笑うのです。

 

 

 

 

そして、事業の目処が経ってからは、障がい者ボランティアを経て54歳で大学に通い、卒業後は子育てボランティアに本格的に取り組みます。

 

どのくらい本格的かと言うと、カンボジアに学校を3つ設立したくらいです(何度も足を運び、自ら走り回って資金を集め、学校を3つ設立したとのこと)。

 

また、区内では、子育て支援のNPO法人を立ち上げ、行政や社会福祉協議会と協働事業に取り組んでいます。

 

同時進行で町会会長を行い、10年以上前からボランティアの一番大きな組織のさわやか財団でリーダーも勤めつつ、東日本の震災時以降はずっと、月に数回被災先に通い、助け合いの仕組みをつくると同時に、高齢者福祉にも携わるようになりました。

 

4年前には、区内で助け合い活動連絡会を立ち上げ、共生社会の実現に向けて、地域活動している方々と行政・社会福祉協議会の架け橋的役割も担っています。

 

今年からは、社会福祉協議会の理事も担っています。

 

 

 

 

そんなWさんは、とても朗らかで気さくな性格です。

 

当社が、行政・社会福祉協議会と近いため、よく事務所には顔を出していただき、Wさんの想いや思考を学ぶ機会を持てることは、私にとって何よりの宝です。

 

そんなWさんからいただいた本を読みながら、改めて『徳を積むということはこういうことだな』と思いました。

 

来年80歳になるWさん、今でも全ての活動を継続していますし、小学生の通学見守りも長年続けています。

 

そして、娘様もWさんのマインドを継いでおり、現在地域で民生委員を担っています。

 

Wさんの起業した会社は、娘婿様が引き継いで経営されています。

 

 

 

 

いやぁ、今日Wさんから自伝をいただいたのは、私にとっては最高のクリスマスプレゼントです☆

 

そして、これからも、たくさんのことを教えていただきたいので、Wさんにはいつまでも元気でいていただきたいと思いました。