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2019-12-13 22:52:00

訪問をありがとうございます。

 

今月に入ってから、週4日は様々な場所での忘年会や懇親会に参加をさせていただいている私ですが、皆さま、師走を感じながら過ごしておいででしょうか?

 

今日は、精神障がいの支援活動を行っている法人、『おあしす福祉会』さんの忘年会に参加をさせていただきました。

 

・・・というわけで、今日は、江東区で38年活動を続けている『おあしす福祉会』さんから学んだことを書かせていただきます。

 

 

 

 

時代の過渡期のせいか、今、精神疾患にかかる方々はとても多いです(100人に1人は統合失調症リスクがあると言われているくらい、誰がなってもおかしくないくらいに増大しています)。

 

そんな中、障がい者手帳を持っている方が社会復帰できるよう、当区で就労支援を行っているのが『おあしす福祉会』さんです。

 

就労支援では、精神障がい者手帳をお持ちの方々が、子ども達に木のおもちゃを作って販売したり、お弁当を作って地域に配達したり、リサイクルショップ経営をしています。

 

この法人、今年度合言葉は『地域に出ていこう!』です。

 

閉鎖的環境を打破して、自ら地域に積極的に関わることで、誰もが住みやすい地域をつくる☆

 

そんな素敵なおあしす福祉会さん。

 

私自身は、一昨年度から冊子をきっかけに仲良くなり、その後、インタビューや包括職員さんとの橋渡しのお手伝いをさせていただいたり、サービスBのお弁当を頼んだりして親睦を深めさせていただいていますが、そんな関係で参加した忘年会では、結構な比率で、知り合いの方々と出くわしました。

 

 

 

 

同じくサービスB仲間のOさん、東京都中小企業家同友会のお仲間の方、当区も関わりながら主催している『地域クラウド交流会』のラジオ体操をしてくださっている方、社会福祉協議会ボランティアセンター等にも関わっておられる方、社会福祉士会の江東支部の方々、障がい児とその親とゴスペルを行っている団体の方、そして包括の方etc

 

私自身、当社を開業したきっかけが『地域包括ケア構築を通じて、誰もが居場所と活躍の場を持てる社会をつくりたい』と考えていたので、ケアマネ事業が安定してから地域活動に協力を始めて5年。

 

その間にたくさんの方々にお会いし、本当に素敵な縁を紡ぐことができたと同時に、たくさんの角度から地域を考える機会をいただき、人とのつながりの面白さを満喫していましたが、今日も、その嬉しさに触れることができました。

 

 

 

 

ここで感じたこと☆

 

本当に地域を考え取り組んでいる方々は、みんな『つながっている』ということ。

 

そして、忘年会など広域交流会の中で、その輪をさらにつなげていくということ。

 

おあしす福祉会さんは、法人の理念通り『お互いが安心してしあわせを手にできるすてきな町に』を具現化されています。

 

本当に素晴らしい会でした。

 

 

 

 

で、私は包括の方と催し物の間ご一緒させていただいたのですが、そこで、『私たちは、介護保険の枠にとらわれている場合じゃないよね』という話をしました。

 

介護保険のルールに縛られ右往左往したり、書類に追われて相談援助や地域に出ないで書類にとらわれていること自体が違うでしょう・・・と。

 

もっと、地域に積極的に出ていき、高齢者の枠を外して地域と関わりを持ちながら、包括的に地域を捉え、福祉を考える視点が必要だよね、という話をしました。

 

つまり、『制度のためのケアマネジャーではなく、地域のためのケアマネジャーでありたい』ということです。

 

ちょうど今週水曜日に、N区の主任介護支援専門員協議会の会議を見学させてただいたりしながら、『ケアマネジャーは介護保険制度を超えたまちづくりをすることが大切で、そのために全体ボトムアップを地域で取り組んでいかないとね』と区内の主任ケアマネ協議会の仲間と話していたのですが、その気持ちをさらに強める機会をいただいたと思います。

 

一歩ずつの取り組みではありますが、いつか地域のケアマネジャーが『制度』という縛りから少し視野を広げて、『地域』という視点を持ちながら、『このまちで暮らす〇〇さんを支援する』という視点も持ってくれることを願っています。

 

今日はまとまりのない文章となりましたが、明日は、午前中で仕事が終わるので、水曜日に見学に行ったN区の主任介護支援専門員協議会の様子を書かせていただきたいと思います(覚えていたら!)☆

 

皆さんの地域では、ケアマネジャー・主任ケアマネジャーは団結して、地域を向いて活動をしていますか?