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訪問をありがとうございます。
昨日は1日ゴロゴロとし、子ども達に『つまんなーい』と言われながら過ごしました。
子ども達は夏休みに突入しましたが、大人はそうもいきません。
『人生は自分で切り開くもの。つまんないと思うなら、自分で楽しくする方法を考えて実行したら?』と言い放ち、レンタルした漫画を読み漁っていた私でした☆
さて、今日は、地域活動について書かせていただきます。
現在、昨年度に『地域限定助け合い冊子制作』にご協力をいただいた団体様宛に、取材のお願いをしています。
これは、紙媒体の時は十分に聞き出すことのできなかった『活動を始めたきっかけや、活動に対する想い』を語っていただくことで、地域活動を行っている方々のマインドを、区民の方々に知っていただこうという狙いです。
以前から書かせていただいていますが、家族・企業・地縁と様々な縁が薄れている今、新たな縁をどのように持つかが、世界全体(特に先進国)の課題となっていると思います。
日本は、昨年から企業の縁が変わってきており、家族の在り方も(都内限定かもしれませんが)単独世帯が増えている今、変わってきています。
地縁については、町内会をはじめ、自治会の加入率も減少しています。
一方で、社会は個人の集団で成り立っているわけで。
そこには、様々な価値観を持って様々な生活背景を持った人たちが集っています。
昔の地縁は、相互監視の機能が強く、自由というものがありませんでした。
それでも地縁が生きていたのは、『相互協力をしなければ生きていけなかった』からです。
それが、戦後地縁の役割を行政が担ってくれたことで、国民は自由を獲得し、同時に個人の困りごとは行政が対応してくれることになりました。
が、それも長引く不況や人口減少の影響か、限界に来ています。
そのうえ、地縁や行政の代わりに縁を担保していてくれた企業も、『終身雇用は無理宣言』をしたことで、これからは企業に依存することはできません。
そこで、次に来る縁は何なんだろうか?というのが、私の疑問だったのですが、『新たな形の地縁』がベストではないかな、という結論に達したわけです。
地域には、実に様々な活動・ボランティアがあります。
こういう『利害関係を抜きにしたお互いさま活動』というものは、実は今の損得勘定の中で生きている私たちにとっては、一番の頼りになる縁になると感じています。
様々な活動の中から、自分に合った活動を『選択』し、そこで活躍することにより『誰かの役に立つ』。
どの組織も、自分がその組織で『共同作業』を行うことで、組織力は強まるといわれています。
だからこそ、自分が無理なく活動できる場で『行動』することで、地域でストレスなく居場所を設けることができるわけで。
そして、その行動が誰かの役に立った時、初めて人は『自分はここにいることに意義がある』と感じられると思うのですよね。
昔のように、そこに住んだだけで強制的に入らざるを得ない地縁ではない、新たな地縁が『お互いさま』をベースとして成り立つ地域活動にあると、私は感じています。
そして、そのお互い様精神が育まれることで住みやすい地域が創られると思うし、そういう地域が広がることで優しい社会になると感じています。
それを、関わらせていただいている当区で実践し、一つの結果を出したいと考えて、サイト構築に取り組んでいます。
そんなわけで、明日は地域の活動団体のマインドについて、覚えていたら書かせていただきたいと思います☆