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訪問をありがとうございます。
昨日は、地域の住民主体の研究会でスマートフォン講座について、20代の講師と一緒に講義の時間を持たせていただきました。
40名弱の方々にご参加いただき、彼にはスマホ教室の状況・効果の説明、私は地域活動と健康寿命延伸の因果性についての説明です(ガチ、フレイルとかサルコペニアとかそういう専門話と、科学的データに基づいた健康延伸の取り組みについての話をしました)。
いやぁ、70代後半から80代の方々に、堅い内容をいかにわかりやすく、聴きやすく話すかがポイントとなるなぁ~と思いながら始めたのですが、皆さんに楽しみながら、地域活動や他者との交流が、いかに健康に大きな影響を及ぼすかを理解していただき、良かったです。
終了後、『あの資料っていただける?』等、問い合わせをいただいたり、夜に別の会で参加者と会ったという知人から、『加藤さんの話が適度に緩くておもしろかったと言ってたよ~』と、間接的にお褒めの言葉をいただきました。
また、明日当法人で開催するスマホ教室に参加されるという方もおられ、あぁ、良かった良かったと思った次第です。
一歩ずつですが、地域の方々に協力をいただきながら、住民主体の活動を応援していきたいと思っています。
そして、一緒に10月オープンのサイトについての協力依頼もしてしまった私です☆
さて、今日はその研究会の後、スマホ教室講師の方と知人とで懇親会を行いました。
いやぁ、3時間、本当に濃い時間を過ごすことができ、本当に幸せだと感じています。
様々な話題が挙がったのですが、何が良いって、誰もがお互いの価値観を認め、大切な部分は(違いも含め)共有できたことです。
そして、『同じ方向を向いてそれぞれができることに取り組もうね』ということを確認できたことが、何よりの財産です。
今更ですが、実は介護の業界は、この『他人の価値観を認め合う』ということが難しい側面があると感じてます。
ケアマネジャーもですが、実は介護に関する団体数って少なくないんですよね。
その中で、いわゆる団体同士が連携できているのは、『日本ケアマネ協会』と『都道府県ケアマネ協会』と『(東京都の場合は)地域のケアマネ協会』です。
他、日本ケアマネジメント学会は、協会に入ってる会員さんも多数加入しています。
私は東京都の職能団体の活動を中心にお手伝いをさせていただいていますが、この団体の非常にステキだなと思っているところは、『主体的に地域と連携を図る活動を行っている』ことと、『WHATの研修を行うことで、有資格者全体のボトムアップに貢献している』という部分です。
『社会貢献』の視点で、東京都の看板を背負い、東京都や医師会等他職種とも連携を図りながら、医療福祉の貢献を行っています。
そして何より、職能団体自体がきちんと組織化されていて、各委員会では主体的に役を担った方々が、活動に参画してくれています。
その想いは、『現場のケアマネジャーの声をまんべんなく拾いながら、社会に求められる職能団体としてまとめていく』という部分のビジョンが共有できています。
各々の介護やケアマネジメントに関する思想・価値観はありますが、ビジョンがしっかりとしているため、建設的な意見交換ができるというか(あ、これは私の所属している2つの委員会の話です)。
相手の意見と自分の意見を二項対立的に捉えるのではなく、様々な角度から意見を聴き、『全体最適視点』で議論できるというのは、素晴らしいと思います。
一般に、他職種と比べて介護保険の中でしか活躍の機会のないケアマネジャーは、社会認知度でいえば、まだまだ低いですが、だからこそ、自ら役割を宣言し、その役割に向かって研鑽するということは、とてもとても大切だと感じています。
結果が出るには時間を要する取り組みですが、だからこそ長期視点でコツコツと、できることに取り組んでいきたいと思います。
目指すは、社会にとって必要とされる存在になること。
皆さんに元気をいただきながら、これからもできることは主体的に取り組んでいきたいと思っています☆