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2019-06-13 07:25:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日は、職能団体に来たお仕事のお手伝いをしてきました。

 

この任務も、後2週間ちょっとですが、貢献できることはお手伝いさせていただきたいと思います。

 

 

 

 

さて、昨日は午前中に地域活動の仕事をしていたのですが、改めて地域活動というものを見直した時、イベント型と日常的支援と2つに分かれることを感じました。

 

これは、数年間、様々な活動団体やボランティアを観察していて分かったことです。

 

で、どちらが良い悪いという二項対立の話ではなく、『日常的な活動、時々イベントの開催』が、一番本質的で効果的な取組だと考えている私です。

 

日常的な活動は地域全体の生活を支えていると思うし、イベントというのは活動を知らない方々に知ってもらう機会なので、バランスを考えると、『普段は地道な活動、だけど年に数回はイベントに参加して布教活動を行う』というのが、一番美しいというか。

 

こんなことを書いていると、『堅い御託は良いよ。それよりも行動することが大切』という方もおられるかもしれませんが、私はどんな取り組みもやみくもに行えば良いとは思っておらず、むしろ大切な取組こそ、最大効果をデザインして取り組むことが重要だと考えているのです。

 

 

 

 

地域活動って、本当に地道な取組で効果が出るまで長い期間を要するのです。

 

どの団体も当たり前ですが、人で成り立っています。

 

で、これも当たり前なのですが、人が集まるとその取り組みは活性化し、団体が活性化するとさらに人が集まります。

 

どんなに良い取り組みをしていても、この原理を理解していないと活動は縮小していってしまうのです。

 

私はこれは非常にもったいないと感じており、だからこそ地域のため、誰かのために頑張っている人を取り上げることによって、その活動を応援したいと考えています。

 

そして、1人でも多くの方に、活動を通じて支援者自身が豊かになっているということを知ってもらいたいという願いがあります。

 

それが冊子という紙媒体の取り組みであったし、今取り組んでいるサイトの構築につながります。

 

 

 

 

私は日本でしか生活をしたことがないので他国は分かりませんが、この国は拝金主義が年々高まっていると感じており、そのことに強い危機感を持っています。

 

お金って、なにかを成すための手段の1つでしかないのに、お金がないと生きていけないという部分だけがフォーカスされてしまい、皆が不安に陥っている気がするというか・・・。

 

この概念は本当に危険で、これに捉われている限り、本当の幸福感を得ることはできないと感じているのです。

 

お金のために生きているわけではなくて、幸せになるために生きていることを忘れてしまうと、本末転倒だと思うわけです(だからと言ってお金を否定するわけではありません。お金は生きていく上で必要ですが、お金で過剰に不安を抱くことはやめましょうと言いたいのです)。

 

 

 

 

私は50歳までに行きたい国の1つにフィジーがあります。

 

なぜフィジーに生きたいかというと、この国の人は国民の主観的な幸福度が高いらしいのです(国民の94%が幸福を感じているのです)。

 

そんな彼らが大切にしているものは、『人』なんですね。

 

血縁はもちろん、地縁、宗教関係者etc、沢山の人との関係を大切にしており、この国ではある意味「孤独になりたくても慣れない環境」というものがあるようです。

 

また、その『人』を通じて相互扶助関係が育まれていると言われています。

 

経済的に豊かな国とは言えないけれど、だからこそ、『誰かを助けたり、誰かに助けられたり』という関係が、自然に成り立っています。

 

事実かどうかは訪問した際に確認したいのですが、この国では自立を『誰にも依存しないこと』ではなく『なるべく多くの依存先を担保すること』としており、『自己責任』ではなく『お互いさま』を学び、『競争』よりも『共生』を重んじるとされています。

 

これ、とても大きな安心感を生むと思うのですよね。

 

 

 

 

今の日本は政治家を始め、やれGDPを上げることが大切とか世界と比べて日本は何位ということに拘っていますが、私は競争社会がある一方で、フィジーのような緩やかな生き方も受容できる社会を日本に築くことができたら、と思っています。

 

自分を大切に思い、同じくらい他人のことも大切にできる地域の実現☆

 

その第一歩が『助け合い』であり、それは人情のまち江東で実現できると確信しています。

 

そして、それを実現するためには、今地域活動に励んでおられる方々を知ってもらうことから始めたいと思っています。

 

・・・で、50歳までにお金を貯めて、写真ではなく本物のフィジーに行きたいと目論む私でした☆