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訪問をありがとうございます。
昨夜は、職能団体全体会がありました。
総会まで後2週間ちょっと。
研究会では委員会報告をしなければならないので、練習しなくちゃ(汗)。
さて、今日は主任ケアマネについて書かせていただきます。
主任ケアマネジャーとは、5年以上のケアマネジャー経験を積んだ人が、ケアマネジャーのボトムアップや地域づくりという『個別支援を超えた役割』を担うために創設された資格です。
再来年度から、各事業所の管理者を主任ケアマネが担うとなったためか、今はどこの都道府県でも主任ケアマネが量産されています。
その中には、進んで資格を取る方も、会社からの指示で資格を取る方もおられるでしょう。
私は主任ケアマネの更新をする予定はないので、主任ケアマネの任期が切れる前に当区ケアマネ全体のボトムアップできる環境づくりをしようと励んでいます。
それに伴い、先週から改めて主任ケアマネ研修のガイドラインを熟読し直しているのですが、まぁまぁ、いつ読んでも主任ケアマネさんは大変だなぁと思います。
現に担当しているご利用者の支援の他、ケアマネへの個別支援、事業所内人材育成の実施・支援、地域におけるネットワークづくり・社会資源の創出と、サラッと書いてしまいましたが、どれも高いスキルを要します。
で、厚労省からは、「様々な知識・技術力を総合的に身につけ、利用者や家族から信頼される人材に成長してね」と期待をされています。
また、最近では産業医ならぬ産業ケアマネなるものを流行らせようとしている風潮もあるし、本当に求められている役割と責任は大きくなるばかりだなぁ〜、と感じています。
なんと言ったら良いかわかりませんが、国や自治体に、もし一言言うことができるなら、
「報酬が定額だからって、何でもかんでも押し付けるなーーー!」
と言いたいですねー。
そして、こんな大変な負荷を担っているからこそ、主任ケアマネは個々が過度に頑張るのではなく、団体として大きな力を持って地域に関わっていくことが、役割を遂行するために必要だと私は感じています。
恐らく、参議院選が終わったら社会保障関連は大きなメスが入るので、第8期に向けて本格的に白熱した議論が始まるでしょうが、どうか、全体最適の視点で議論をしていただきたいものです。
そして、私たち主任ケアマネジャーは『こんな役割を担うのは無理!』と諦めずに、どうしたら期待された役割を遂行できるのかを考え取り組んでいきたいなぁ~、と思います。