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2019-05-17 07:27:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日は午前中は眉間にシワを寄せながら経理を行い、午後からは地域限定サイトの打ち合わせを行いました。

 

そして、夜は中小企業家同友会の勉強会です(今回はSDGS関連でした)。

 

 

 

 

さて、今日はどんなことを書こうか迷ったのですが、先日、総会があった際に地域で子ども食堂を提供している方と話したことをSDGSに絡めて書かせていただきます。

 

まず、SDGSについての説明ですが、国連が発端となり世界的にも取り組まれている活動で、『だれひとり取り残さない』をスローガンに、17の目標があります。

 

結論から書かせていただくと、(うまく回る仕組みができれば)17の目標と〇〇食堂に照らし合わせると、実に9つもの目標に貢献することができると私は考えています。

 

具体的には、『貧困をなくそう』『飢餓をゼロに』『すべての人に健康と福祉を』『質の高い教育をみんなに(地域交流の中での道徳・躾の獲得という意味で目標対象となると判断)』『人や国の不平等をなくそう』『住み続けられるまちづくりを』『つくる責任つかう責任(再生可能性)』『平和と公正をすべての人に』『パートナーシップで目標を達成しよう』です。

 

つまり、〇〇食堂は、社会的需要と貢献度が高い事業となりえているということが言えます。

 

 

 

 

さて、ここで現在の状況を書かせていただきますね。

 

先日、子ども食堂を運営している団体さんに現状を聞いたところ、とにかく食材の確保が困難で、ボランティア団体の負担はかなり大きいとのことです。

 

具体的には、お米の確保は何とかなっているのですが、野菜やお肉など(傷みやすいもの)の調達が困難、とのお話でした。

 

『いや、社会から求められていることは分かるし自分達も頑張るつもりでいるけど、実際毎回50食以上分の食材を確保するのは大変なんだよ』とのことです。

 

本当に良いことに取り組んでいるのに、食材確保という課題で悩んでいる状況があります。

 

 

 

 

一方で、この国ではスーパーやコンビニなどで、たくさんの消費期限切れの食材が廃棄されています(ちなみに、消費期限とは『品質劣化に伴い安全性を欠く恐れのないと認められる期限』を言います)。

 

ここで皆さんにお聞きしたいのですが、大抵のものは消費期限が1日過ぎても食べれません?

 

 

 

 

一方では、食材が足りなくて困っている。

 

もう一方ではせっかくの食材を消費期限切れで(お金をかけて)廃棄している。

 

ここを上手につなぐことができれば・・・子ども食堂や誰でも食堂に活用する仕組みさえできれば、廃棄処理の手間は減り、地球にも優しく、かつ地域で安定した食事確保を行うことができます。

 

とは言え、各ボランティア団体が個別にスーパーを廻って協力を求めることは困難です。

 

、ネットワークをつくり、インターネットで食材の提供が可能な仕組みをつくれば、食を通じて地域力を上げることもできると私は思っています。

 

なぁんて。

 

そんなことを考えながら、何か良い仕組みはないかと模索していますが、改めて地域力を上げるには、住民と活動団体と企業と行政との連携が必要だな、と感じました。