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2019-04-23 07:24:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日は一日相談業務に追われ、夜は知人と会いました。

 

毎日色んな方々と会い話ができる機会があることを、とても嬉しく思います。

 

 

 

 

さて、私は毎日をフワフワと生きているせいか、たくさんの方との『はじめまして』をさせていただく機会があります。

 

これは本当にありがたいことだと感じています。

 

人が持っている個性や価値観にとても興味があり、話をする中で“あ~こういう見方もあるのね”とか、“へ~そんな考え方があるんだ”とか、さまざまな感想を抱くのですが、その時に相手がなぜそのような価値観を持つに至ったのかを知ることが、とても好きなのです。

 

とまぁ、私の好みはどうでも良いのですが、世の中って本当にうまくできていると思います。

 

実にさまざまな価値観の人が“たまたま”一か所に集い生活を共にする。

 

それが『地域』ですよね。

 

“たまたま”一緒に生活をしている人たちが、お互い気持ちよく過ごすため“ルール”ができ、その範囲で私たちは自由に過ごしています。

 

 

 

 

で、私は地域活動をしていて気がついたことがあります。

 

それは『人って、自分が知らない“誰か”のために頑張ることができ、それを自分の元気の源にすることができるんだな』ということです。

 

そして、その誰かの頑張りで周囲が助けられていることってたくさんあるんだな、ということ。

 

これは非常におもしろいし、これを集団で取り組めるのは人の美しい部分だと感じています。

 

 

 

 

例えば、緑化活動。

 

ボランティアの方々は、楽しんで主体的に自分の時間と労力を使って公園や道沿いをきれいにガーデニングしてくれます。

 

それをみて、まちの人は“きれいだねぇ~”と眺めながら心が豊かになるし、まちが明るくなることで防犯にもなっています。

 

街中のゴミ拾いも同様です。

 

地域で行われているボランティア活動も同様です。

 

おもしろいことに、取り組んでいる方々はお礼や賞賛目的で活動をしているわけではなく、自分が好きだからとかやりたいからという気持ちで、“当たり前のように”活動を行っています。

 

そして、その活動を通じて仲間をつくり、毎日の生活を充実させているのです。

 

 

 

 

超個人主義な社会だとか、隣の人は何をしているか分からないとか、孤立化に関するニュースは後を絶ちませんが、私はこれらの課題を解決してくれるのは、実は専門職ではなく“地域の人”だと思っています。

 

うまく表現できませんが、世の中が便利になり過ぎた揺り戻しが来ており、人とひととのつながりがこれからは重視されていくと思います。

 

他人という存在が、競争ではなく共に成長する仲間というものに変わっていくというか。

 

誰とでも明るく挨拶でき、自分を大切にするように相手のことも大切にできたら、今の社会はとても住みやすくなると思うのですよね。

 

そして、私たちはそういう力を持っていると、活動をしていて感じています。

 

 

 

人の価値観はそれぞれですが、損得抜きで自分のできる範囲で周りに優しさを提供する。

 

そんなお互いさま精神を育むために、できることから日々実践していきたいと思います☆