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2019-04-19 07:32:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日は、午前中に税理士さんと打ち合わせをしたり、WAM助成金の書類準備をしていました。

 

午後からは選挙のお手伝いをし、夕方は友人とその知り合いの方と楽しい時間を過ごしました。

 

 

 

 

さて、今日はその夕方にお会いした方について書かせていただきます。

 

訪問看護ステーションの代表の方なのですが、とても素晴らしい理念と取り組みをされているのです。

 

看護師の他保健師の資格も持ち、看護学校卒業後は3年間、(名実ともに)有名な大学病院に勤務し救急を担当していました。

 

そこで、救急車を呼んだがために搬送後1~2時間でチューブだらけで逝去される高齢者の方々や、搬送後症状が安定しても自宅に帰宅するのに受け皿が不十分なため自宅に戻れない方など、仕事を通じて様々なジレンマを抱えていたそうです。

 

そして、一番厳しい救急外来で3年の経験を経て、『全ての人に“家に帰る”選択肢を』という理念の下、訪問看護ステーションを立ち上げました。

 

同時に、立ち上げで多忙な中にも関わらず、3年間大学で勉強し在宅専門の資格を取得されています(努力家兼勉強家です)。

 

現在は、ご利用者の転居に伴い当区にサテライトを開き本格的に稼働するとのことで、ご挨拶に来てくださいました。

 

 

 

 

で、ですね、この方のすごいところは、障がい児・重度中心の医療ケアが必要な児童も積極的に支援しているところです。

 

また、その中で、障がいを抱えるご両親が一人で悩みを抱えており孤立化していることに課題を感じ、ご利用者親子と職員やその子どもで遊びに行く機会をつくっているのです。

 

それも、地域の保健師等地域資源を巻き込んで、障がいをもったご両親が地域とつながる機会を設けているのです。

 

 

 

 

この時に話した彼の言葉が印象的でした。

 

『障がいのある子と職員の子ども達とが、当たり前に一緒に遊ぶ体験というのを大切にしています。

 

私たちは口で何と言っていても、どうしても差異を意識してしまいます。

 

でも、小さい頃から先入観なく一緒に過ごす時間をつくれれば、この子たちが大きくなった時には、本当の意味でノーマライゼーションの実現ができると信じています』。

 

 

 

まだ30前の方が、熱い想いを行動に起こしているのを知り、本当に本当に嬉しくなりました。

 

そして、たくさんの元気をいただきました。

 

地域には、本当に熱い想いを抱いている方々の熱意や行動で成り立っている部分が多いです。

 

改めて、そういう方々の想いが社会に拡がるよう私は何ができるかを考えると同時に、元気をいただきました。

 

出逢いに感謝です☆

 

皆さんの周りには、周囲を巻き込める熱意を持った方はおられますか?