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2019-04-18 07:24:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日は、午後から健康マージャンがラポールで開催され、夜はケアマネ倶楽部に参加をしました。

 

ケアマネ倶楽部は区内の有志でつくったケアマネジャーが主体的に勉強する会ですが、自走できる団体になったことが一番嬉しいです。

 

ケアマネジャーは真面目です。

 

その頑張りがきちんと社会に認めてもらえるよう、意欲のある人がきちんと評価をされるように、地道ですが一つひとつ活動をしていってほしいと思います。

 

 

 

 

さて、ここ最近、様々な統計結果が国から出ています。

 

人口推移、引きこもり人口数、フリーランス数etc

 

皆さんは、こういう数字をどのように読み取っていますか?

 

私は、統計のタイトルと数字から、『どの機関が何をしたいのか?』を予測するために活用しています。

 

 

 

 

例えば、40~64歳の引きこもり数が推計60万3千人いると先日ニュースで流れ、追い打ちをかけるように政府から、特定の年代に対しての集中支援を行うというように検討すると言い出しました。

 

タイミング的には、今更感があり最悪です(引きこもりをしている方々は大半が7年以上です。これを3年で社会復帰まで持っていくのは困難だろうし、受け皿の企業が続々と出るとは考えにくいです。そこにお金を投資するかという感想が、私にはあります)。

 

で、統計結果の話に戻りますが、数字としては、社会に『お~、予想以上に多いんだな』というインパクトを残しています。

 

で、ここで『なんで40歳以上の引きこもり数を急に取ったんだろう?』ということから考えるのです。

 

語弊があるかとしれませんが、恐らく現在引きこもりをされている方々の生活は、その親が担っている場合が多いでしょう(親の年金で生活している)。

 

その親が、いよいよもって後期高齢者に片足をかける年齢になっている(既になっている方も多い)。

 

つまり、『後20年以内に、親の亡き後生活保護受給者が増加するリスクが高い』ということが簡単に予測できます。

 

また、『親が介護を必要となった時に、虐待が発生するリスクも高くなる』という予測もできます。

 

その時に、『政府として何もしていないということは問題になるだろうから、今更ながら対策を打って出たのではないだろうか?』というのが私の予測です。

 

うがった見方ですが、遠くは離れていないと思っています。

 

 

 

どんな時代も必ず変化はありますが、時代の過渡期である今は、特に不確定要素が圧倒的に多いです。

 

その不確定要素を少しでも軽減するには、単に数字を見るだけでなく、その奥を見ることが大切で、これができたらかなりの強みになると思います。