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2019-04-14 13:38:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は江東区の仲間が統一地方選挙に出馬するとのことで、お手伝いをしてきました。

 

終了したので、ここで書き込みをしたいと思います。

 

ちなみに、誰を選択するかは個人の自由であり、私もどなたを応援したかは記載しませんので、“あ~、加藤はこんなことを地方議員に期待しているのね”程度に読んでいただけたら幸いです。

 

 

 

 

というわけで、今回はちょっと政治の話になりますが、そもそも地方議員の役割はザックリ書くと『住民の代弁者』だと認識しています。

 

その上で、必要な政策について話し合ったり、行政の施策をチェックすることが、大きな役割になると考えています。

 

で、ですね、私はずっと疑問に感じていることがあるのですが、『これだけ社会が多様化だ地方分権化だと言われているのに、条例を上手に使った自治体が少ないんだろう?』ということです。

 

恐らく、議員の皆さんが主体的に関わる部分って、社会保障についてが大きいと思うのです。

 

子どもを持つ世代の負担を減らそう、とか、子どもからお年寄りまで優しい社会を、とか。

 

地域の方々に関わる中で見聞きすることをきっかけに、様々な知識をつけて主張しておられると思うのですが、これ、どんな課題も条例を上手に活用ない限り、根本的解決にはつながらないだろうな、というのが私の考えです。

 

きっと大多数の議員さんが取り組んでおられると思うのですが、生産人口が減少している今、目先の金銭をいじるだけでは課題を先延ばしにしているだけなんです。

 

総務省が今月12日に出した人口推移では、平成28年10月1日時点の15~64歳の生産労働人口は、前年度より51万2千人減の7545万1千人です。

 

これは人口全体の59.7%ですが、この数字は昭和25年と同じくらいと言われています。

 

そして、この2つの大きな違いですが、昭和25年の時点では15歳未満の子供が大多数を占めていたのに対し、現在は高齢化が進んでおり、将来的な生産人口は右肩下がりになるということです。

 

ちなみに、厚労省(だったかな?)が同日に初めてフリーランス労働者数は170万人いると初めて示しました。

 

40~64歳の引きこもり数は、推計約61万3千人です(2019年3月29日内閣府公表より)。

 

15~39歳も合わせると、100万人を超えるとみられています。

 

この数字は今後社会補変革と共に拡大していくだろうと私は予測しています。

 

 

 

 

そんなわけで、住民の声を丁寧に拾って『今』困っていることに対応すること・議論していくことはもちろん大切ですが、同時に、長い目で見て将来的に安定する自治体として機能できる形を本気で考え議論できる方々に、当選してほしいと願っています。

 

単に予算をつければよいではなく、社会保障自体を見直して、法律は変えることはできないけど条例を上手に使って、地方から長期的に自走できる仕組みを考え実践する。

 

つまり、次の世代も見据えた視点で自治体を捉えることができる人が、求められていると思うわけです。

 

そして、地方の変化が中央にも影響し、国全体が変わっていく。

 

そんな気概を持った方には、ぜひ議員さんとして当選していただきたいなぁ~、と思う私でした。

  

そんなことを考えながら、選挙カーから流れる声高な音色を聞き『どなた様も頑張っていただきたい』と思った私でした。