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訪問をありがとうございます。
昨日は、午後から当区の長寿応援課主催で、サービスBの事業者が集まり交流会を開催しました。
サービスB事業所はもちろん、包括・社協も来ており、40名くらいは参加がありました。
私は当区行政のこういう部分は素晴らしいと感じています。
他の団体さんの様々な想いや取り組みを聞くことができたのは、大変貴重な体験でした。
そして、それらを踏まえて、私自身が地域にどのように貢献できるかを改めて考えたいと思います。
さて、今日は先週末に当社職員と話をした際のやり取りを書かせていただきます。
この職員の視点はとても面白く、私は個人的に彼女と話をすることがとても好きで勉強になっています。
で、ですね、彼女からの問いかけは『本当にケアマネジャーって必要なのでしょうか?』というものです。
困りごとがある時に相談できる先があるというのは安心面の視点からいって確かに必要だとは感じている。
一方で、ケアマネジャーが様々な提案をしても、結局人は自分の生きたいようにしかしないのではないか。
また、必要な情報が欲しいことと連絡調整であれば、必ずしも人が行う必要はないのかもしれない。
むしろ、ケアマネジャーの個人的感情が入る分、公平中立の視点から外れてしまう側面も多々あるのではないだろうか(要はケアマネジャーの一方的な価値観を押し付ける支援が害になっていることはないのだろうか、ということです)。
私はこういう自分の業務に常に問題意識を持って支援している彼女を尊敬しています。
そして、現在のAIの進捗状況を報告させていただいた上で、いわゆる面談技術について話をさせていただきました(私の個人的な意見です)。
本当に国が求めているケアマネジャーは、個人を最大限尊重した上で支援についての根拠と効果を言語化できる人であること。
一方で今のケアマネジャーは思考力と言語力が足りずに感情に走り過ぎていること。
そして悩ましいことは、ルール重視で行き過ぎた結果、本来の求められている役割を全うできていないことに、ケアマネジャー自身が気づいておらず、『私たちはこんなに頑張っているのに』と被害妄想的に陥ってしまっていること。
その上で、ケアマネジャーが“対人援助者として面談・相談を技術を駆使して行い、その上でケアプランを根拠を持って言語化できるなら必要だと思うし、それができないなら不要だと思います”と返答をさせていただきました。
この話をした後、私はサービスBの場に戻ってしまったので、彼女が私の意見からどのように感じたのかはわかりません。
が、過渡期の今だからこそ、ケアマネジャー自身が原点回帰して“自分達の役割はなんだろう。それを遂行するためにはどうしたら良いのだろう”という視点を持つことは、とてもとても重要だと私は考えています。
そして、その視点を持つことができるならケアマネジメントは人が行うことに価値があり、私たちは専門職として生き残ることができるのだと考えています。
皆さんは、ケアマネジャーの存在意義をどのように捉えていますか?