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訪問をありがとうございます。
今日は、長女とのデートです。
誰が何といおうと、長女とデートをして『私に対しての信頼』を取り戻そうとしている私です。
あぁ、取り戻せるかな・・・頑張ろう・・・。
さて、今日は社会保険の中でも年金について書いてみたいと思います。
年金ができたのは1961年です。
この時の平均寿命は、男性65.32歳、女性70.19歳でした。
定年は55歳(年金支給も55歳)だった時代で、つまり、年金制度ができた時は、『定年退職後、男性は10年間くらい年金を使いましょう』というものだったのです(女性は被扶養者としてさらにプラス5年程度)。
その後、平均寿命の延伸に伴い定年が概ね65歳に引き上げられ、同時に年金の受給も65歳推進となりました(60歳から受給することができる状態です)。
そして、現在の平均寿命は、男性81.09歳、女性87.26歳です(2018年厚労省公表)。
これは、“今後の年金は下がるかもしれないから早めにもらっておいた方が良いぞ”と考える人が多い今、60歳から受給している場合で考えると、『定年退職後、男性は21年間、女性は27年間、年金を使います』ということになります。
年金制度が始まった時、10年程度を想定して考えられた保険ですが、現状はその倍の期間の保障をしなくてはいけなくなったのです。
国はそれを是正するため、今年度の国会で『年金の受給開始を68歳にしよう』ということを考えていますが、恐らく2年程度の延長では予算の視点で考えた時に、大きな変革にはならないでしょう。
第一、先送りの得意な政府は、その移行開始時期についても不明瞭にしているわけですし。
でも、この話を先延ばしにするって、本当に危険なことだと私は思うのです。
だって、現時点で年金管理運用独立行政法人は、2018年10月~12月期の運用実績が、『14兆8039億円の赤字』を出しているんですよ(利回りマイナス9.06%)。
14兆8039億円
資産運用の話だから、一概にこの数字をみて判断することはできませんが、いずれにしても年金制度というものについては今一度考え直さなくてはいけない時期に来ており、それは単純に『年金額を減らせばよい』とか『定年時期を延長すればよい』とか、そういう話ではないと、私は考えています。
何だか長くなりそうなので、続きは明日改めて書かせていただきます☆
皆さんは、現在の社会保険について、どのように感じていますか?