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訪問をありがとうございます。
昨日はケアマネ業務を行いつつ、隙間時間に中小企業家同友会の方と面談や地域活動を行っていた私です☆
さて、今日は一昨日に行った助け合い活動連絡会の中で話した内容について書かせていただきます。
通常の活動連絡会は研究会でしたので、さわやか財団から『住民主体の地域づくり』と『有償ボランティア』についての勉強会を開催してもらいました。
個人的に、ボランティアは無償というイメージが変わっていくことは嬉しく思います。
その後、少し遅めの新年会を13名で行いました(地域の方+社会福祉協議会係長+行政係長)。
その時の話の1つに、『当区は地価が高いから空き家はないし、地域の人が気軽に集える場所は持てない』という内容になりました。
私なんかは単純に『町内会を有償で貸し出せば、町内会も潤っていいんじゃん』と思ったのですが、これは実現するのにかなりハードルが高いことがわかりました。
実際に有償で貸し出している町内会は、稼働率80%で上手に回転しているとのこと。
一方で、『見知らぬ人たちに貸すなんて!』と反対される方のいる地域は、なかなか実現に至りません。
そこで、『行政も町内会に場所づくりを促すよう働きかけてよ』という意見も出ました。
ごもっともな意見です☆
私は当区の介護関係の行政職員の方々は、本当に毎日夜遅くまで頑張っていると思います。
一方で、地域の方々も地域の為に自らの時間と労力を使って積極的に活動されていることも知っています。
で、思ったのですが、“客観的に判断してこれは取り組んだ方が良いよね”ということは、どんどん自治体の条例にしていけば良いと思うのです。
町内会の貸し出しは例として挙げましたが、個々が自分の見える景色で意見を持っており、当事者意識が強い中では意見がまとまらず、必要な事が見送られることは多いです。
そういう時に、行政が条例を使って地域が住みやすくなるように整備するというのは、行政にしかできない大きな役割だと思うのですよね。
社会情勢を始め色々諸々変わる中で、様々な価値観が表出されますが、“よそ者は危険”という感覚は確実に機会損失になり、地域が衰退する大きな原因になります(このことは社会学でも実証済です)。
だからこそ、行政がきちんと条例を使ってまちが住みやすくなるよう整備することは、とてもとても大切だと思うのです。
そして、そんな地域の声を集約したり届けられる仕組みを考えたいなぁと思いました。