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訪問をありがとうございます。
昨日は午前中にサービスBで元気をもらい、午後からWAM助成金説明・相談会に参加し、夜は主任ケアマネの件で活動をしました。
いやぁ、今日が一日事務処理の日で良かったです☆
さて、今日は『成熟社会』について書いてみたいと思います。
平成に入ってからちょくちょく聞くこの言葉。
何となく言わんとすることは分かるけど、はっきりと「だから何なの?」というのが分からないでいましたが、とある方の本を読んで、とてもとても腑に落ちたので、ここで共有させてください。
その本の中では、成熟時代とは個人が社会のバランスを取る時代と書かれていました。
別の言い方をすれば、個人が社会で活躍する時代というか。
つまり、会社に属していたら安心とか、「◯◯の△△です」というような、肩書に乗っかっていたらその会社が潰れた時のダメージが大きいから、その時に備えて今から「自分のスキル・強み」をしっかりと持つことが大切だよ、ということですね。
とにもかくにも、今の状態を当たり前とせず、自分の強みはたくさん持てるよう今から準備した方が良いよネ、という内容です。
これは、個人的にとてもとても共感しています。
AIをはじめとするテクノロジーの進化により、今まで人間がしていた仕事は機械が行えるようになってきた。
それが誰にも予測できなかったスピードで進んでいます。
どんなに賢い方でも、5年後の社会を予測できないと言います。
そのくらいすごいスピードで進んでいるのです(今は試行錯誤の段階ですが、10年後には現職の33%は人が行う必要性がなくなると言われていますよ)。
そうなった時、会社がテクノロジーの導入で人材を減らしていく可能性は大いにあります。
また、私のような専門職もその技能自体がテクノロジーで対応できるとわかれば、職自体が無くなる可能性もあるわけです。
そうなった時に困らないよう、今のうちから「自分の強み」を知りそれを磨いておいて、世界がどんな状況になろうとも生きていけるだけの術を身に着けることが大切だよ、ということです。
考えてみれば、世の中は常にその繰り返しで進化をしてきたわけだし、進化に伴い淘汰されてきた役割があること自体は歴史を見れば当たり前のことです。
悩ましいのは、それが急速な勢いで大きな変化で今後進んでいくということ。
すごいスピードだから、気づいてから行動をしては間に合わないということです。
だからこそ、今のうちからその危機感を持つか持たないかで、将来は大きな差が出るだろうということです。
正しい(と信じてきた)こと・言われたことをきちんと行っていても、進化の波の方が大きければ淘汰されます。
ホント、危機感は大切です。
先日ニュースで読みましたが、企業の倒産率と自殺者は比例しており、その割合は1%だそうです(総務省データの失業率と自殺率を一つの表に合わせた結果)。
例えば、2017年の労働人口は約6720万人ですが、そのうちの1%(67万人)の雇用がなくなると2339人の自殺者が出る恐れがあるということです。
リスクの問題ですから何とも言えませんが、テクノロジーの進化に伴う失業率が上がるということが分かっている以上、これは放っておくことはできないと思います。
個人的には社会保障で何とかするのではなく、思い切ってBI(ベーシックインカム)を導入するしか方法はないと感じていますが、どうなることやら。
・・・って話を、木曜日のモニタリングで認知症の方としていた時に言われた一言☆
「大丈夫。淘汰される人間は淘汰されればいいんです」(日本で一番頭の良いと言われる国立大学元教授さまのコメント)
まぁ、確かにそうなんですけどね。
その後は、おもしろい議論をさせていただきました(戦後生まれと戦時中や戦前生まれの差は何で、どこから生じるのか?)。
後日、覚えていたら書かせていただきますね。