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2019-01-07 08:17:00

訪問をありがとうございます。

 

金曜日の夜に来年度WAM助成金のフォーマットがアップされ、昨夜からかかりきりで書類作成をしている私です。

 

皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

 

 

 

 

さて、先日友達からとある方のサイトを紹介されて、『どう思う?』という感想を聞かれました。

 

その方は、『本音で(他者と)つながることが自分自身の喜びにつながる』という主張を掲げていて、その実現のためにいろいろと活動をされていました。

 

頑張って何かに取り組んでいる人は、それだけで素晴らしい。

 

同時に、老婆心ながら、あまりに強すぎる主張や固定概念は同族しか受け入れられなくなり、結果的に視野を狭めるリスクを孕んでいるかもしれないと感じました。

 

たまに『同調圧力には屈しない!〇〇をすることが大切だ!』という主張をされるかたがおられますが、その主張こそが何かの圧力を生んでいることに気づかないで突っ走ってしまうリスクというか。

 

これは、声の大きい人の意見が通りやすいという現在の不思議な現象の産物なのかもしれません。

 

 

 

 

私が毎回取り組みごとにチームを解体して組みなおすのは、これを防ぐためです。

 

気の合う仲間と一緒に活動をすることは楽だし心地よいけれど、あえて別の視点や新たなつながりを持つことで、自分になかった視点や気づきをもらうことができます。

 

そして、気づきや視点を自分に受け入れるには、自分自身にそれを受け入れる容量(キャパシティ)がないとできないわけで。

 

私はこれを好奇心と言っていますが、遊び心というか余裕というか余白というかそういうものが無いと、相手の意見を受け入れられないのですよね。

 

結局欲張りなだけですが、自分と違う意見を拒否してスルーするのはもったいない。

 

相手の良いところを吸収すれば、もっと良いものができるという考え方です。

 

 

 

 

ちなみに私自身20代は、ガチガチの固定概念の塊人間でした(全くもって余裕がなかった)。

 

世の中をあるべき論で考え、意見をジャッジしグレーなんてとんでもない。

 

進むならまっすぐ前だけ見て!!!みたいな。

 

それで、たくさんの失敗もしたし、もったいない経験もしました。

 

で、30代になってある訓練をしたのです。

 

それは、自分の意見は置いておいて、さまざまなニュースに対するコメントをとにかく読む。

 

そして、なぜこの意見を書いたのかなど相手の意図や思考を考えるという訓練です。

 

このやり方が良いか悪いかはわかりませんが、おかげさまでこんな人間が仕上がりました☆

 

 

 

 

今の時代、自分の軸を持っている人は貴重です。

 

それをアウトプットする時に、他人に軸を押し付けるのではなく、相手が“自分の意思で協力している”と思わせながら自分の軸に乗って来るよう上手にラインを引いてあげることのできる人が、世の中を変えることができるのかもしれないと感じています。

 

皆さんは自分の軸はありますか?

 

その軸をどのように表現していますか?