インフォメーション

2018-12-29 07:25:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日は午前中にご利用者家族の来社面談、午後から医療機関廻りを行ってきた私です。

 

そして、明日以降は来年度のWAM助成金の募集要項が出たため、書類作成に追われることになります(ホント、毎日追われている・・・)。

 

 

 

 

さて、今日は趣味の調べ物と妄想の話になりますが、私はやはり次の時代は『地域』がコミュニティの軸になると考えています。

 

戦前はムラ社会が大多数の人たちにとってコミュニティだった。

 

戦後は日本人のコミュニティの拠り所を会社に持っていった。

 

で、バブルが弾けたのが1990~1991年。

 

この時って、ちょうど国では『新ゴールドプラン』ができた年なんですよね。

 

 

 

 

つまり、会社という終身雇用や(家族を含めた)社員同士のつながりなど、所属欲求を満たしてくれる場が解体するとわかった段階で『次のコミュニティは地域』ということを目論んでいたのではないかと思うのです。

 

現に社会学の方々は、コミュニティの解体には1970年代から警笛を鳴らしていたので、国が学識者の意見を採用し次の時代を考えていたとしてもおかしくはありません。

 

ということは、国の流れ的に『ムラ→会社→地域(自治体)』の流れになることが、新ゴールドプランで決まり、そのため介護保険制度は社会保険初の“地方分権”なのではないかと考えているわけです。

 

そのうえで、地域包括ケアシステムや地域共生社会やら、一億総活躍時代やらと国の挙げた言葉を考えてみると、これから取り組む先がよくわかります。

 

 

 

 

ちなみに、大多数の企業が大きな市場になっている『高齢者』と『地域』について何で参入をしてこないのかというと、『単純にニーズやアプローチの方法が分からないから』だと私は考えています。

 

そして、それを十二分に把握しているのは、ケアマネジャーなんですよね。

 

そう考えた時に、今後、ケアマネジメントがどうなろうと揺るがない、自分たちの役割を作るために、今、何をすることが良いのか見えてくるのは私だけでしょうか?

 

あ、単純にオタクだからこんな考えに行きついたのでしょうか?