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2018-12-12 07:21:00

訪問をありがとうございます。

 

昨夜は職能団体の会議に出席していました(どうでも良いのですが、今週は4日職能団体集まりがあります)。

 

ちなみに今日はちょっと長くなりそうなので、すぐに本題に入ります。

 

 

 

 

今、社会保障費の増大が、国の大きな課題の一つになっています。

 

で、ですね、それを解決してくれるのが『地域力の向上』だと、私は考えています。

 

社会保障費を下げるために数字の配分をいじるのではなく、そもそも健康寿命(生涯で健康を維持できる期間)を延ばせば、社会保障の課題は大きく解決に向けて動くと考えているのです。

 

しかも、それを楽しくできたら最高ですよね☆

 

そう考えた時に、『地域活動を行うことは健康寿命を延ばすため最高の手段であり、それが広まれば社会保障の課題は解決するのではないか』と考えたわけです。

 

 

 

 

近年、地域活動や運動など生活に関することと健康についての研究が進んでいます。

 

例えばこんな感じです。

 

■孤独な人はそうでない人と比べて、死亡率が2倍以上になる。

 

■ポジティブ思考は6~7年寿命が延びる。

 

■笑顔でいると7年寿命が延びる(作り笑いでも2年寿命が延びる)。

 

■高齢になるほど鬱傾向は進むが、人とつながると、脳内にオキシトシン(愛情ホルモン)のような働きをする物質がつくられやすい。

 

■他人と接している人は認知症になりにくい(脳の刺激になっているから)。

 

etc

 

 

 

 

WHOは『健康とは、単に病気がないだけでなく身体的・精神的・社会的に完全で良好な状態をいう』と掲げています。

 

また、20世紀は生活習慣病が身体コンディションの大きなテーマになっていましたが、21世紀は精神疾患が世界で主要な課題になっているという話も出ています(WHOは近年中に鬱病が心身の罹患率のトップになると予測しています)。

 

そして、とある方は『人生100年となった今は、25歳おきに区切りをつけていくことが大切』と話しています。

 

つまり、自分のライフステージに区切りをつけて、その節目節目に何に重きを置くかを考えながら人生設計をすることが大切だと提言しています。

 

25年はどうかともかく、私はこの方の考え方に共感しています。

 

 

 

 

ちなみに、ポイントは50代か60代だと思います。

 

仕事をしていたら、そろそろゴールの見えてくるような見えてこないような時期。

 

主婦をしていたら、子育てがひと段落つきそうな時期。

 

完全に体が利かなくなるまで仕事一辺倒で過ごしていると、身体に不自由を感じてリタイアした時に、自分の居場所はありません。

 

そして、日本の3分の1は単独世帯。

 

次に多いのは夫婦など2人世帯(これは伴侶が無くなるとひとり暮らしになるリスクが極めて高いのです)。

 

ひとり暮らしリスクがこれだけ高まっている今、頼れるのはお金か地域になると私は断言しちゃいます。

 

お金のある方はお金で支援を買えばよいのでしょうが、人生を最期まで充実させたいと考えている人は、絶対に何らかの地域とつながりを持っておいた方が良いです。

 

誰かの役に立ったという結果を60代・70代でつくっておけば、その後身体が動かなくなっても自分自身の尊厳を保てますから☆

 

50~60代のうちに働くペースを落として、次のステージである地域に目を向けつながっておく。

 

これ、本当に重要だと考えています。