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2018-12-08 07:35:00

訪問をありがとうございます。

 

まず、佐◯急便さん。

 

この度は、朝の8時からダンボール72個を運んでいただき、ありがとうございます(ってか、普通の会社に8時配達って、あり得ないでしょ)。

 

昨日はサービスBがあったため、せっかくレイアウトを考えてくださった方の案を取り入れられずに、事務所奥にダンボールを積み、サービスBを提供させていただきました。

 

そして、お世話になった方々には、レターパックで冊子を送らせていただきました。

 

 

 

さて、ここ数年、いたるところで『イノベーション』という言葉がみられます。

 

改めて書かせていただくと、イノベーションとは『物事の新結合・新しい切り口・新しい活用を創造する行為』等々、辞書には記載されています。

 

で、ここが大切なのですが、上に書いただけでは、ただの『変化』なんです。

 

変化をイノベーションにするには、『新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革』をしないといけないのです。

 

つまり、『(今までの概念を変えることで)新たな価値を生み出し、社会に変革をもたらすこと』です(私の勝手な解釈)。

 

経営者になると、様々なお付き合いでセミナー等に参加をさせていただくことがあるのですが、その時に『今、社会にイノベーションを!』とか、『今こそ、イノベーションが必要な時!』とか『イノベーションを生み出すためには』みたいな言葉が羅列しているのです。

 

で、ですね、それらの言葉を見聞きするたびに感じるわけですよ。

 

『イノベーションを起こすことを目的にするって変じゃね?』って。

 

きっと、こんな私のサイトを読んでくださっているマニアックな方だったら、この気持ちは理解してくれると思います(願望)。

 

 

 

 

私の認識では、イノベーションが起きる前には、必ず『解決したい課題』があるはずで、その課題を解決しようと知恵と汗を絞って取り組んだ結果、イノベーションが生まれるわけで。

 

『そもそも課題が何なのかをきちんと明確にしていない状態で、イノベーションなんて生まれるわけがないじゃん』と思うわけです。

 

つまり、『新しい取り組みやアイデア=イノベーション』ではないと言いたいのです。

 

ただの変化をイノベーションと呼んじゃうなら、我が家の流行りの味噌汁が豆腐とネギから、キャベツと卵に変わったのですら『イノベーション』になってしまいます。

 

 

 

 

とはいえ、決してあげ足を取ったり嘲笑したいわけではありません。

 

ちなみに、私の中では『きれいなことを言いつつ行動が徹底した利益第一主義の方』とか『名声を得ることを目的としている方』とかは、『イノベーションを声高に叫ぶ方々』と同じカテゴリにいます。

 

(利益第一主義の方々は『利益を上げることが経済を回すことになって良いんだ!』とか『会社を大きくすることで安定を図り社会に役立つんだ』とか言いますが、どんな詭弁をふるっても道徳とお金のバランスが悪いのは美しくないと私は思っています。名声も同様。)

 

なにが言いたいのかといえば、本質を掴まずに言葉や手段に踊ってしまう人(手段の目的化)って意外に多いんだな~、ということです。

 

情報が多すぎて、何が本質なのか事実なのかが読み解けないのかもしれません。

 

 

 

 

私の知る限りですが、本当に社会の課題を把握し変革(改善)を望んでいる人は、言葉以上に行動しています。

 

ものすごい課題意識を持って、それが解決できた時のビジョンを明確にし、ビジョンに向かって高いモチベーションで行動しています。

 

そして、課題が大きい分結果はなかなか出ませんが、それでもジワリジワリと周囲を上手に巻き込んでいるのです。

 

『上手に』というのは、金銭や損得を抜きにして『何だかこの人の熱意に感化されたわ』という巻き込み方です。

 

これができる人は、本当の意味での『イノベーター』だなぁ、といつも尊敬しています。

 

そして、イノベーター同士が繋がると、自然と手を組み協働し、本当の意味でのイノベーションが生まれると、最近の地域活動を見ていて感じます。

 

というわけで、大切なのは、社会情勢に合った課題意識と、それを解決するモチベーションと行動力ですね。

 

皆さんは、何に課題を感じて、どのように取り組んでいますか?