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2018-12-03 07:19:00

訪問をありがとうございます。

 

先週1週間が慌ただしかった分、昨夜は溜まった連絡調整に追われましたが、本日より通常業務を行っていきたいと思います。

 

いやぁ、先週は本当に緊張の連続でした。

 

 

 

 

さて、少し前に、10年以上勤続している介護職員に加算がつくことで、ケアマネジャーとの給与逆転現象が起こるという記事に対して、ケアマネジャーのサイトでは賛否両論がありました。

 

個人的には、おかしくないと思っています。

 

介護職で10年以上の経験というと、ケアマネジャー3年生と同じくらいのキャリアでしょうか?

 

その間、1つの専門を極めているという観点からは違和感がないし、何より需要と供給のバランスが崩れた状態なら、何らかの規定を設けて給与を上げることは妥当だと思います。

 

 

 

 

医療介護においては悩ましいのは、需要が増えているのに給付はこれ以上上げてはいけないと制限がかかっている部分です。

 

どこかの待遇を上げれば、どこかの待遇が下がる。

 

そして、総体的にみて介護職は、介護保険が始まってからどんどん待遇が下がってきていると感じています。

 

最低賃金は上がっているのに介護職の報酬は下がっている。

 

もともと報酬の低いこの業界は人件費を下げるしかなく、そうすると、ますます人は集まらない。

 

多分ですが、介護保険の根本的な見直しと改革が必要なのではないだろうかと私は感じています。

 

 

 

 

2000年に介護保険が始まった時から真綿を絞めるように、じわりじわりと変革をしてきましたが、もう限界だと思います。

 

厳しい決断になるとは思いますが、次の世代に借金を残したり、(国民が)知らない間に制度が厳しくなっているという状況を作るのではなく、国民含め皆で『この予算でこれだけの人を介護するために、どのようにしたらよいか?』について、真剣に話し合うことが大切なのではないかなぁ~、と思いました。