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2018-11-23 08:02:00

訪問をありがとうございます。

 

さて、ここ数年、地域で活動をしていて気づいたことがあります。

 

それは、シニア世代の方々が、「この地域は自分達が守る」という意識を持ってくださるということです。

 

これは、これからの社会にとって、何よりも変えがたい強みになると思っています。

 

 

 

 

通常の『あるある体制』では、まず国が課題を集約して対策を考え通達等で保険者に降ろします。

 

それを受けた保険者が地域でどう対応するかを検討し、道筋を作って地域で組織を構築し対応していきます。

 

が、当区では、地域住民からの課題抽出と対策検討を行うことができているのです。

 

これって、すごいことだと思うのは私だけでしょうか?

 

 

 

 

この当区で取り組んでいる『地域主体のこれからの地域を考えた取り組み』。

 

素晴らしい所は、あくまでも地域住民が主体となって、しかも地域包括ケアシステムの先の共生社会を見据えているところです。

 

つまり、『高齢者のみに注目するのではなく、障がい者や子育ても全て含めて地域だから、丸ごとで考えようよ』という視点なのです。

 

まだ、管轄が縦割りである行政は完全に横櫛が刺さっているとは言えませんが、それすら地域の住民はどうやって連携を図ってもらおうか、どの課を軸に進めれば良いのか等、真剣に考えています。

 

 

 

 

私は、これが、地域の『あるべき自然な姿』だと思っています。

 

そして、こういう地域住民発信の活動を後方支援することが、今は一番大切だと考えています。

 

住民のやる気とモチベーションの向上が地域活性化につながり、地域活性化の結果、様々な支出削減につながると思うのです。

 

支出削減を目的に地域住民に働きかけを行うのとは、逆の発想です。

 

 

 

 

以前も書きましたが、地域住民の方の一言。

 

『地域は縦割りなんてないんだよな。みんなつながっているんだよ』

 

この一言を忘れず、今後も地域住民の『あったらいいな』の取り組みを応援していきたいと思っています。