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2018-11-14 07:59:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日は午前中に意思決定に関する研修を受けました。

 

今回は基本的人権等踏まえ、ソーシャルワーク視点での意思決定についての話でした。

 

感想としては、私たち専門職は個人の尊厳や意思決定をどのように尊重し、本人は意思決定(自由)と責任のバランスをどのように取るのかについて考える機会を持つことができました。

 

包括の皆さま、ありがとうございました。

 

 

 

 

さて、今日は地域ケアマネジャーのお話をさせていただきます。

 

実は、昨年からとある方々と『区内に主任ケアマネの会を立ち上げよう』という話をしていました。

 

ただ、その時は行政・包括・ケアマネの関心が主任ケアマネの会ではなく別のところに向いていたため、協力者を募ろうにもなかなか難しい状況であり、実現しませんでした。

 

そんな中、先月、当区主任ケアマネジャーを対象とした研修があり、その中で講師が『地域で主任ケアマネ会をつくることは大切!』と、熱弁してくださり、結果、立ち上げに向けて動けるという状況になったわけです。

 

 

 

 

そんなわけで、本日、全居宅介護支援事業所に私からFAXを流させていただきました。

 

当区でこれを読んでいる同職業の方は少ないので最初に書いてしまうと、私は主任ケアマネ会設立について名前を出して動きますが、イコール私がリーダーになるわけではありません。

 

私が表立って動くのは、『主任ケアマネの会を立ち上げるまで』です。

 

つまり、行政・包括・居宅介護支援事業所が一体となって『ケアマネジメントの実向上と、地域のために地域に合った支援を提供するためにネットワーク作りを行う』ところまでです。

 

ちなみに、もう二人の方との協力で根回しはばっちりしています(その辺は抜かりないです)。

 

行政(地域ケア推進課・指導係)・包括の実力者・居宅介護支援事業所の実力者の方々には、すでにこの件は話をしており、前向きに協力をいただくことができるよう話はついています。

 

あ、保険者は当面静観だと思いますが、主任ケアマネ会の必要性は理解していただいているようです。

 

 

 

 

物事が複雑化しており、なおかつ効率化を求められている今、必要なことは事業所を越えた地域単位での『つながりと協力』だと私は考えています。

 

そして、これを本当の意味で実現できた自治体は、今後介護保険がどういう状況になろうとも、乗り切ることができると思っています。

 

そのために、まずは行政・包括・地域の主任ケアマネがつながり、当区のビジョンを共有化した上で、どのように自分たちが活動することが良いのかを話し合うことから始まると思います。

 

第8期の事業計画は来夏頃から本格議論が始まると言われていますが、高齢者にとって厳しい内容となることは必須です。

 

そんな中で、どこまでルールに則った上で、個を尊重することができるか。

 

今期(これからの3年間)の取り組みが、今後の地域を大きく左右すると、私は考えています。

 

これは、当区でお世話になったお礼として、私自身が当区のケアマネジャーにできる最後の奉公だと思って取り組んでいます。

 

もし、当区の主任ケアマネさんでこれを読まれた方がおられましたら、ぜひ、前向きに会の立ち上げを捉え、様々な意見をいただけたらと思います。