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2018-10-24 07:24:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は前置きをすっ飛ばして、早々に本題に入らせていただきます。

 

ここ2か月の社会状況を記載させていただきます。

 

私は、今の大半の日本人の感覚はイソップ寓話だかにあった〝狼少年〟に振り回された町民の心境に近いと感じています。

 

曰く、「これまでも大変だ、破綻だと言われ続けてきたけど何とかなって来たのだから、これからも何とかなるだろう」という感覚ではないかと思うわけで。

 

しかし残念ながら、今、国民の意識を変えないと、社会は本当に破綻するギリギリまで来ています。

 

『今が困っていないからこれからも何とかなるだろう』とは言えないのが、今の日本の社会です。

 

一人でも多くの方が、現在の状況や今後の推移を正しく知り、自分事として考えるきっかけになれば幸いです。

 

日本は高負担高福祉を望んでいるのか、低福祉低負担を望んでいるのか、どっちなんでしょう。

 

 

 

 

【2018.9.16 総務省】

1018年9月15日現在の高齢化率は28.1%(男性は25.1%、女性は31.0%)であることを発表。

→高齢者のピークとなる2040年は高齢化率が35%を超えることを予測。

 

【2018.9.14 厚生労働省】

全国の100歳以上の高齢者が今年9月1日時点で69,785人にのぼったと明らかにした(前年度より2,014人増加)。

 

【2018.9.13 東京都】

高齢者について、75歳以上の人口が65~75歳未満の人口を初めて上回ったことを発表した。

 

【2018.9.3 国立社会保険・人口問題研究所】

2016年度の社会保障給付費が過去最高の116兆9027億円になったことを発表した。

→前年度から1兆5020億円の伸びで、1人あたりの社会保障給付費は92万1000円となっており、こちらも過去最高を更新している。

 

【2018.9.下旬 経済産業省】

家族の介護や看護を理由に仕事を辞める介護離職について、経済的な損失(企業が受けるであろう利益)が6500億円に上ることを発表した。

→介護離職者のうち40歳代以上が9割を占めていることも同時に発表している。

 

【2018.9.25健康保険組合連合会(健保連)】

2017年度の決算見込み集計報告の中で、全体の約30%が介護保険料の引き上げを発表すると同時に、医療保険は41.6%の組合が赤字に陥っていると報告している。

→発表の中で「現役世代の負担は限界に達している」と述べた。

 

【2018.9.19 法務省】

在留外国人のうち介護を理由に滞在している人は177人と発表。

→半年前の調査は18人であり、10倍以上に増えている。

 

【2018.9.10 日本介護福祉士養成施設協会】

介護福祉士を育てる専門学校や大学などの養成校へ今年度入学した人が6856人にとどまったことを発表。

→昨年度から402人減しており、これまでで最も少なくなっている。

 

【2018.9.20 首相発言】

安倍首相は会見で、「全世代型の社会保障制度を構築する大きな改革を3年で断行していく」と述べた。

 

 

 

 

日本の借金総額は1085兆7537億円と言われています。

 

国民一人当たりの額にすると867万円ですが、生産人口(59.77%)で考えた場合、1387万円強になります。

 

現時点では、です。

 

これから日本は人口減少と高齢化により、2025年には生産人口が50%になると言われています。

 

この現状を皆さんはどのように捉えますか?