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2018-06-18 07:24:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は先週土曜日に行った理事会での話し合いの一部を書かせていただきます。

 

ちょっと長くなりそうなので、前置きなしで書かせていただきます。

 

地域活動に興味のある方はお読みください☆

 

 

 

 

先週の土曜日に、一般社団法人の理事会を開き、3名での会議でした。

 

一通りの話が終わった後、78歳の地域活動を実践レベルで経験豊富な方が、こんな話をしました。

 

『この間警察と地域の話し合いがあって、非行率低下の取り組みについて話し合ったのだけど、非行を予防するために大切な事って何だと思う?』

 

『それはね、“三世代同居”なんだよ。全国的に見た時に、多世代同居をしている地域の方が、子どもの非行化が少ないというのは検証結果で出ているんだよ』

 

『でも、東京という地価の高い中でこれをするのは難しい。であれば、地域で多世代交流をするのはどうだろう?と、私は思たんだよね』

 

 

 

 

『東京で三世代同居は難しいけど、地域で多世代交流は可能』

 

これ、素晴らしいアイデアだと思います。

 

私自身、核家族の中で育ちましたが、核家族って、ある意味、子どもにとっても親にとっても逃げ場がないんですよね。

 

兄弟がいる場合は、逃げ場をつくることもできるかもしれませんが、一人っ子の場合、『ガチ親と向かい合う』を家庭にいる間はずっと行わなければならない。

 

さらに両親共働きだと、その向かい合いも忙しさで充分に叶わないこともある。

 

であれば、地域で子どもを育てるという視点を持ちましょう、という事です。

 

 

 

 

そして、何がすごいって、この方は考えたことを行動にするのです。

 

『夏休みを利用して、週2~3回子ども達が夏休みの宿題をできる環境を創る』という形で、計画を立ていました。

 

そして、まずは自身の町内会の古参メンバーに提案してみたのです(町内会館を活用して、日中子ども達の夏休みの宿題をみたり、遊ぶ機会を提供しようと提案)。

 

すると、リスクマネジメントを理由に、良い顔をしなかった(らしい)。

 

町内会館が使用できないとなった時、この方は『子どもの勉強をみるなんてどこでもできる!どこにも場所が無かったら公園でも良い!』と言って、現在、具現化に向けて活動をされています。

 

 

 

 

話を聞いた時、私は『クラウドファンディングみたいな形で寄付を募ったらどうだろう?』と思い提案しましたが、その方は、『その仕組みもわかるけど、地域活動は草の根運動が良いんだよ』とおっしゃっていました。

 

まずは自分が動く。

 

そして、その活動に共感した人が手伝ってくれる。

 

お金ありきで動くと、寄付者の視点を気にしてしまい、本来の理念がズレたり辛くなった時に逃げ場がなくなるというのです。

 

これ、私自身にも当てはめて、確かにそうだなぁ~、と思いました。

 

 

 

 

活動の始め方・進め方にもいろいろな形があります。

 

そして、発起人が望んだ形で始めることが、一番良いと思います。

 

その方には、『スポーツドリンクの差し入れくらいはしても良い?』と聞いたら、『もちろん』と笑っていました。

 

 

 

 

地域に関わっている方ほど、地域の課題に気づきやすく、それの解決に取り組みます。

 

人それぞれ、やり方はありますが、私にできることは『May I help you?』の言葉だけです。

 

そして、その言葉ほど、嬉しいものはないと私自身実感しています。

 

 

 

 

地域活動をする方ほど、地域の課題に気づきます。

 

そして、それに対して真摯に取り組む方々を私は尊敬しています。

 

その尊敬を行動で表すのは『May I help you?』という言葉だと思います。

 

んなわけで、今はスポーツドリンクの差し入れとこういう活動をここで発信して、読んでいる皆様にも知っていただくことしかできませんが、そこに取り組んでいきたいと思います。