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2018-05-18 07:40:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日は、社内会議中に2名の地域の方が見えました。

 

一人は、今日のサービスBに飾るお花を持参してくださり(花瓶付きで!ありがたいです♪)、もう一人は、最近モヤモヤしたものが溜まっているらしく、それを吐きに見えました(このモヤモヤは大切な要素を含んでいるので、後日取りあげたいと思います)。

 

話を聴きながら、様々な立場で様々なジレンマを感じておられることを再確認し、全体を俯瞰的に見ながら三方良しを提案できるようになりたいと、改めて感じました。

 

そして、『じっくり』話を聞きすぎ、その後の訪問に送れそうになってしまい、慌てて準備しバタバタと出かけました。

 

このあたりが、私の悩ましいところです。

 

皆さんは、今週末、どんな予定を組んでいますか?

 

 

 

 

今回は、介護と関係のない団体や機関の発する提言について書いてみたいと思います。

 

先月、財務省や経団連が『ケアプランの有料化』とか『利用者の負担を原則2割に』とか様々な提言を挙げてきました。

 

これ、ニュース等でみて、ヒヤヒヤしている方も多いのではないかと感じています。

 

中には、『現状を知らないくせに、無責任に発言するなよ!』とお怒りの方もおられるかもしれません。

 

が!!!

 

あえて書いてしまいますが、『介護を知らないからこそ出せる提案』もあると、私は考えています。

 

また、彼らの提言は、ある意味社会の気持ちを代弁している部分もあると思うのです。

 

そう考えると、一見、頭が沸騰してしまいそうな内容も、冷静に考えれば、私たちの課題を抽出してくれていると考えられる気がするのです。

 

 

 

 

社会保障の予算って、国家予算の歳出の3割以上を占めているのですよね。

 

↓これは案の段階でのグラフであり、実際の社会保障費獲得額はもっと多いです。↓

  2018年度予算案の構成

 

ここを見ていただけたらご理解いただけると思うのですが、支出の3割以上が『社会保障費』となっています。

 

そして、その中でも、年金→医療保険→福祉その他の順に費用はかかっているのですが、なぜ、福祉はいつも叩かれるのか?

 

いろいろな意見があるでしょうが、大きな理由の一つとして、『共助というスタイルを取っているにも関わらず、実際は人口の4分の1を占める高齢者の内、2割程度しか利用していない保険なのに、負担が年々高まるのはおかしい!!!』という考えもあるかと、私は考えています。

 

だからこそ、(国民が納得するような)しっかりとした『大義名分』が必要なわけで、それが『書類整備』という、過剰な書類へのチェックになっていると感じています。

 

ちなみに、医療保険の伸び率については、医師・看護師に独占業務が多いため、不満があったとしても『仕方ないよなぁ~』という納得感が持てるのだと思っています。

 

 

 

 

そういう事から、様々な団体や機関が、『いい加減、介護保険の青天井をどうにかせいや!』と言いたくなるのも、理解できる気がしませんか?

 

そして大切なことは、彼ら(社会)の提言(これ以上社会保障費を上げるな)を真摯に受け止め、『介護保険料の負担軽減のために、何が必要で、自分には何ができるか?』を真剣に考えることが、とてもとても大切だと私は考えています。

 

 

 

 

私は、地域力を高めることにより社会保障費の削減に取り組み、当区で成功事例を創ります。

 

そして浮いたお金で、専門職の待遇向上(現在の介護報酬は低すぎるので、専門職としての妥当な報酬)を働きかける予定です。

 

皆さんは、何に取り組み、何を訴えていきますか?