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訪問をありがとうございます。
昨日は、午後からの雨で、久々に濡れました(カッパが嫌いな私は、よほどの雨でないと着用しないのです)。
皆さんは、雨の影響はなかったでしょうか?
さて。
今日は連携というものについて、思っていることを書かせていただきます。
同職種同士の連携って、視点が同じなので連携を図りやすいのですが、他業種との連携は難しいと感じている方は、意外に多いと思います。
この業界(介護保険)で言うと、医療と介護の連携は典型ですよね。
これ、私は『お互いを分かり合おう』という前提での連携はとっくに諦めています。
個々では可能ですが、“対医療”と捉えた時に、医師であれ看護師であれ、医療職の方々が介護と“分かり合う”には、そもそもの価値観が違い過ぎるからです。
なので、数年前より“分かり合って連携を図る”ではなく、“違いがあるという前提で同じ目的に向かって連携を図る”の思考に切り替えています。
なぜこんなことを言うのか?というと、お互いを分かり合おうとすると、正否のジャッジになってしまい、お互いを否定する形になってしまうことを、長年、実感してきたからです。
そうではなく、違いを埋めようとするのではなく、同じ課題・目標を把握したうえで、お互いの役割を分担しましょう、という考えの方が、うまくいくと思うのですよね。
『〇〇さんの課題は△△』。
この部分を共有し、その上で、チームが自分たちの役割を理解し実践すればよいわけで。
そこで、ケアマネジャーに求められるのは、『さまざまな職種の言語』だと思うのです。
私の場合ですが、チーム形成をする時一番重要視しているのは『通訳になること』です。
ご利用者も含めて、チームがうまくまとまるために、気をつけているのは『目標から役割がズレないこと』であり、それ以外はユルユルです。
それは、さぼっているわけではなく、チームの力を最大限活かすためには、それぞれの分野が取り組んでいることを“管理”ではなく“最大限の力を発揮してもらい、ケアマネはそれを繋げる”ことが大切だと思うからで。
今さら・・・なことですが、皆さんは多職種連携をどのように捉えていますか?