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訪問をありがとございます。
週末から、助成金に協力をいただく機関向けの企画書等を作成しています(先週挨拶回りをしたので、今週は企画書を持参しようという考えです)。
この企画書など資料の作成は、集中力が必要です。
まずもって、久々の企画書作成のため、企画書の作り方から調べ(お恥ずかしい)、あーだこーだと頭の中でイメージを掘り下げ考えながら、住民向け・社協向け・行政向けの企画書を作成しました。
が、なんかピンと来ないというか、伝えたいことがうまく表現できていない。
私の場合は、概要を記載した1枚ぺらの企画書と、添付としてパワポで詳細を記しているのですが、神が降りてこないと、資料作りがはかどらないという・・・。
難しいのは、自分が書きたいように書くのではなく、読み手の目線になって、『どうしたら協力してもいいなと思ってもらえるか?』を徹底して考え抜き、更に、それを言語化しなければならないということです。
文書で相手をその気にさせる。
しかも、行政とか社協とか、ガチガチの保守派の方々を・・・。
これから、さらにブラッシュアップしたいと思います。
GW明けまでには連携許可をいただきたいので、今は踏ん張り時かな、と思います。
さて。
そんなわけで、やらなければならない事に追われている私ですが、読書だけは意識的に時間を持つようにしています(重要度が高いのです)。
土日で読んだ本は、渋沢栄一さんの『論語と算盤』です。
昔読んだ時に感銘し、当社の事業の姿勢はここから来ていると言っても過言ではないのですが、新たな事業に取り掛かるにあたり、改めて読み返そうとしたら本が見当たらず、結局買いなおして読みました(我が家は本が多すぎるのかもしれない・・・)。
論語というと、堅苦しいイメージを持つ方もおられるかもしれませんが、集団生活を営む上で、とてもとても大切な教え(道徳)だと思います。
いつも書かせていただいている通り、私は特別な宗教を持っていませんが、論語から学ぶ『道徳観』は大切にしています。
まだまだの部分も多々ありますが、まぁ~そこは研鑽する気持ちが大切だと思うわけで、『あるべき論』にならないよう気をつけながら、日々、意識して過ごしています。
渋沢さんの書かれていることで一番好きなのは、『人間が勤めるべき尊い仕事は、至るところにある』ということです。
そして、本当の富とは、自分だけ良ければ(利己主義)とか、誰かを騙したり欺いて得る事ではなく、社会貢献のバランスを考えなさい(利己主義と利他主義の調和)、ということです。
つまり、『一人ひとりが自分にできることに取り組むことが大切であり、その際の判断基準は、目先の損得でなく道徳を用いてできるように、日々鍛錬してね』と、私は解釈しています。
そして、万事を尽くした後は、自然に任せるという。
ヤキモキする気持ちになることもありますが、ある意味自然の流れというか、他力に頼る部分も大切だと思うのですよね。
平たく言ったら、『やるだけやったら開き直る』。
この感覚は、大切だと感じています。
このように、この方のステキなところは、利益を否定し道徳を押し付けるのではなく、過剰な拝金主義の現代に、『バランスを考えなさいよ』ということを説いてくれていることです。
昔の人って、世の中を達観的に捉えている方が多いのか、学ぶ事がたくさんあります。
そして、私は何をこの社会に残すことができるだろうと、改めて考えてしまいました。
・・・なんてやっているから、企画書完成が遅れるのですよね。
興味のある方は、ぜひお読みくださいませ☆