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2018-03-20 07:37:00

訪問をありがとうございます。

 

今年度もあと3分の1を切りますね。

 

私も含めて、この業界にとっては、25日以降が怒涛の月になるのかなぁ~、と考えています。

 

今のうちに遊んでおいて、いざ、慌ただしさが来た時に、焦らないようにしましょう☆

 

 

 

 

さて。

 

今回は、脳科学から見た『人間の幸せ』について書いてみます。

 

私のサイトでは、『楽しんで(幸せな気持ちで)毎日を過ごしたい』という言葉をよく書いていますが、そこには必ず他者が介入します。

 

別に、私自身がよく見られたいとかではなく、自分の幸せを追求していると、自然と他者との交わりで感謝の気持ちを持ったり、楽しいと思える時間を持つことができるのです。

 

助けてもらうばかりではなく助けることも事もあり、知っている人だけでなく知らない人にも当たり前にできることは協力しますし、その時に利害は考えません。

 

『自分が役に立てることなら喜んでお手伝いしましょ~』という感じです。

 

この思考は、私自身、特別人が好きというわけでもないので、何だろうと考えていたのですが、最近、理由が分かりました☆

 

 

 

 

 

人間の脳の一つに、『前頭前野眼窩内側部(ぜんとうぜんやがんかないそくぶ)』という部位があります。

 

これは、人間にしかないもので、『自己犠牲や他者貢献に幸せを感じるという機能』を担っているのだそうです。

 

ちなみに、人間以外の動物はこの部位がないので、基本、自分の家族までしか面倒をみないのだそう。

 

そういう意味では、『誰かのために行ったこと』を『ムダな労力を使った・損をした』と考えずに『何だか幸せ♪』と感じられる人は、より人間的なのかもしれませんね。

 

 

 

 

また、心理学でも他者貢献と幸福度については研究が発表されています。

 

アメリカの元全米心理学会の会長であるセリグマン博士は、長年の研究により、『幸せな人生には3パターンある』と定義しています。

 

それは、『1快楽の人生』『2充実の人生』『3意味のある人生』であり、1から2、2から3へと移行するにつれ、幸福感が高まり、更にその幸福感が持続するという研究結果を出しているのです。

 

1は別ですが、2・3は他者貢献の要素があります。

 

 

 

これって、何となく感覚ではわかっていることでしょうが、改めて科学やら心理研究で知ると、『おぉ~』ってなりませんか?

 

セリグマン博士の研究結果を脳科学的に言えば、『1→2→3と移行するにつれ、前頭前夜眼窩内側部が活性化するため、自分自身の幸福度が高まる』ということになります。

 

だから、助け合いや支え合いに参加される方は、自分が可能な限りで他者への貢献を厭わないのかもしれません。

 

そして、そういう方程、人間しか持っていない『前頭前夜眼窩内側部』が発達しているのでしょう。

 

そして、最も無理なく『自分らしく過ごしていることを実感できている』のかもしれません。

 

そう考えると、助け合いやボランティアをされている方々が、皆さんキラキラしているのがよく分かります。

 

 

 

 

なぜ、これをここで書いたかというと、これって全ての人に言えること、だから、ご利用者にも当てはまるのですよね。

 

また、介護疲れをしているご家族にも労いの言葉としてつかえる気がします(このままロジカルには使いませんよ)。

 

それにしても、『人は他者を通じて自分の価値を知る』ということは理解していましたが、嬉しい研究結果・脳科学の知識を得ることができて、ウキウキの私です。

 

よく、ボランティアとか助け合いって、無償の行いと言われていますが、きちんと『自分自身の幸福感』という満足を受け取れる仕組みになっているんですね。

 

人間って、すごい!

 

人間って、素晴らしい!

 

そして、『そんな機能があるのなら、幸福感を実感してもいいな』と考える人が増え、ちょっとの優しさ伝播で過ごしやすい社会がつくれたら、私は、この上ない幸せを感じることができるだろうなぁ~、と考えました。

 

 

 

 

皆さんは、誰かのために行ったことで幸せを感じたことはありますか?

 

誰かの力になることで、自分自身の幸福度を高めませんか?