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訪問をありがとうございます。
今日は、前置き抜きで書かせていただきます。
東京都限定での内容となってしまいまして、他県の皆さまには『関係ないよ』と思われるかもしれませんが、ご容赦くださいませ☆
東京都福祉保健局で平成30年1月31日に「東京都高齢者保健福祉計画(平成30年~平成32年度)中間のまとめ」が発表されました。
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/01/31/22.html
中間のまとめということは、パブリックコメントを募集しているわけなのですが、この期日は2月13日までとなっています。
このページの一番下段にあるPDFを見ていただき、これに対して「意見をちょうだいね」というものですが、中をみてびっくりしました。
東京都の考える地域包括ケアシステムのイメージ図に
「ケアマネジャーがいない・・・」
これ、PDFの4ページ目に記載されている図ですが、これを見る限り「東京都は、居宅介護支援事業所を地域包括ケアシステム構築メンバーとは認めていないよ」ということにも受け取れます。
実際に都道府県レベルの事業計画を確認する人が何人いるかはわかりません。
しかし、居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)が、何も声を発しない場合は、そのことを容認したことになってしまうのです。
これが確定した場合、今後の地域包括ケア構築に向けた動きの中で、ケアマネジャーの意見や提言をしにくい状況となります。
これって、とても大変なことなのです。
いや、私自身、本当にケアマネジャーが必要でなければ、淘汰されるのは当然だと思っています。
が、果たして本当にそうなのだろうかと、強い疑問を感じています。
少なくとも、(私の知る限りの)ケアマネジャーは、ルールを踏まえたうえでご利用者の個別性を尊重し、ご利用者にできる限りの利益を出せるよう働きかけや情報収集・研鑽をしています。
この図に決まることに関して、何らかの意図があるかどうかはわかりません。
ただ、ご利用者を包括的目線で捉えて必要な支援に繋ぐはずのケアマネが記載されていないという状況は、いかがなものかなぁ~思うと同時に、このパブコメにどれだけケアマネジャーが声をあげていくのかを、注視していきたいと思っています。
あ、当社は来週の社内会議で議論して、何らかの形でパブコメを出したいと考えております☆
皆さんの地域でも、そろそろ第7期事業計画が固まることろ思いますが、少なくとも、仕事をさせていただく地域の事業計画は把握していただきたいなぁ、と思います。