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2018-01-18 23:09:00

訪問をありがとうございます。

 

火曜日・水曜日は帰宅が深夜となったため、昨夜は早くに仕事をあがり、自分の好きなことに時間を費やしてきました。

 

今年から始めたことですが、仕事とは全く関係ない時間を持てることを楽しんでいます。

 

皆さんは、日々の生活に楽しみを持っていますか?

 

 

 

 

さて。

 

今日は、対人援助の基本である『コミュニケーション』について考えてみたいと思います。

 

誰かと関わる時は、皆何らかの意図を持っています。

 

例えば、何かをお願いしたい、情報交換をしたい、元気をもらいたい、相談したい、共感してほしい、顔をみたい、話を聴いてほしい、etc

 

誰かと関わる時、この『相手の意図』を汲み取り(察し)、その意図を叶えることができる人が、いわゆる『コミュニケーション能力の高い人』なのだと私は考えています。

 

そして、それができる人は『相手目線』と『観察力・分析力』なんですよね。

 

 

 

 

なぁんてサラッと書きながら、実はこれ、とても高いスキルを要するんです。

 

私自身、たくさんの人に出会いますが、相手の意図を汲み取って行動できる人とは、そうそう出会えません。

 

人って誰しも自分が一番興味があるじゃないですか。

 

だから、うっかりすると『私』にばかり気持ちがいってしまったり、『私』の尺度で相手を理解してしまいそうになるのですよね。

 

そうなると、『あの人は〇〇だからおかしい』『あの人は△△だからわかっている』というように、相手に対して『評価』をしてしまいます。

 

これが先入観になると、次から相手と会った時に先入観を持って接してしまうため、正しく相手の意図を汲み取ることができなくなります。

 

これが、ただの友達であるならば、自己責任において好きなように接すればよいと思うのですが、仕事でコミュニケーション力を活かそうという場合は、マズいですよね。

 

 

 

 

ちなみに、ありがたいことに、当社にはとても良いお手本となる人がいます。

 

その人は、とにかく先入観なく相手本位の態度で接し、相手をリラックスさせながら話を聞きだし、その中で上手に意図を汲み取ります。

 

その上で、受け姿勢を取りつつ必要な情報を提供して、決定権は相手に委ねているのです。

 

これができる人って、本当にスマートで素敵ですね。

 

彼女はご利用者・ご家族からだけでなく、事業所からも信頼を持たれ、双方の満足度も高いです。

 

目下、私のお手本となっていただいています。

 

 

 

 

皆がみな、ストレートに意図する部分を話せるわけじゃない。

 

だからこそ、察する力・引き出す力が必要なわけで。

 

そのポイントは、『相手に興味を持つ』『相手の意図は何だろうということを意識しながらコミュニケーションを取る』『相手に心地よい空間を作るよう意識する』だそうです。

 

彼女は良く『面談の時に『私』はいらないのよね』と言いますが、全くもって共感です。

 

相手が望んでいるのは『上手にケアマネジメントしてくれる人』であり、そこにケアマネ自身の『私』は不要なんですよね(時々使用することはあっても、意図的に目的を持って使わないと相手を惑わします)。

 

そして、タイミングをみて情報を提供し決定を促す。

 

高いスキルが求められますが、まずは意識して日々のやり取りを行う事だと思います。

 

 

 

 

 

私たちの役割は、コミュニケーション能力が求められます。

 

皆さんは、普段からご自身のコミュニケーション力を振り返っていますか?