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訪問をありがとうございます。
そして、明けましておめでとうございます。
1日はさすがに仕事は休み、家族と参拝したり実家に顔を出したりしています。
皆さんは、どんな新年を過ごしておられますか?
さて。
本日より、このサイトも通常運転をしようと考えていますが、まず最初に書こうと思ったことは、一般社団での取り組みである『サービスB(住民主体型活動)』の活動についてです。
これ、今は誰も焦ってはいませんが、今後の社会保障を考えた時に、今のうちから整備しておかないと数年後に地域は大変なことになると私は考えております。
総合事業という形で介護保険とは距離を取っている『住民主体の活動』。
これをいかに活性化できるかが、今後、地域で住みやすさを大きく分けると私は感じているのですね。
そして、これからはどれだけ地域と深く関わることができるかが、介護事業者としても存続を大きく左右すると考えています。
今までは介護保険の売り上げに頼って事業を進めてこれましたが、今後は、それだけでは事業が成り立たない時代になっています。
経団連・財務省が掲げている『要介護2以下は軽度者とするべき』は、次々期改定時に大きな影響を及ぼすでしょう。
決まってから動いても遅い。
そういう意味でも、地域で行われている『サービスB』と繋がりを持つことは、事業継続の視点で大きな担保になると思うのです。
サービスBは介護保険事業者にとって、実はものすごく宝庫なんですよ。
なぜなら、いずれ要介護となる方々をたくさん抱えているから。
彼ら(サービスBの担い手)が求めているのは『専門的知識や技術をアドバイス・サポートしてくれる人たち』であり、ここに注目してサービスBの活動をサポートすることは、どんな営業にも勝る効果が期待できると思います。
地域住民(担い手)って、ものすごい宣伝効果(口コミ力)を持っていますし、要支援者の頃からサポートという形でちょっと関係性を持っておくだけで、要介護になった時に自然と選定の一つになることができるのです。
そして、行政に対しても『地域貢献しているよー』というアピールができます。
最小の力で、最大の効果を狙えるのが『サービスBのサポート』。
今のうちから先をみて、誰と繋がり誰と協力していくかを考え実践していくかが大切だと、私は考えています。
ちなみに当法人で行っているサービスBですが、昨年は初めての試みとして行ったため、私自身の目標は『参加者・担い手の持っている力を評価し、活動を仕組化すること』でした。
これについては概ね達成できたと感じています。
そして、今年は『サービスBの存在を周知する』ことを目標にしています。
本来は行政がこういうことを行うと思うのですが、限界があります(当区の行政は本当に頑張ってくださっています)。
であれば、周知・宣伝は、実際に活動している団体が行い、『やりたい!』と手を挙げた団体を、行政と社会福祉協議会がサポートするという仕組みにした方が、現実的であり効率的だと考えたのです。
そこで、来年からは活動の中で月に1回『勉強会』というコマを設けて、様々なことについて学ぶ時間を持ってもらうことにしました。
具体的には、警察に依頼をして『オレオレ詐欺に引っ掛からないための講義』をしてもらったり、包括に『介護保険の説明』をしてもらったり、地域の訪問看護事業所に『リハビリ運動』をしてもらったり、訪問介護事業所に『ヘルパーのできること・できないこと』を講義してもらったり、消費者センターに『クーリングオフ』について講義してもらったりetc
比較的元気な段階から知っておいた方が良い情報を『勉強会』という形で提供する。
そうすることで、サービスBの参加者や担い手に知識を持っていただくだけでなく、講義をする方々にもサービスBの存在を知ってもらうことを狙っています。
言葉は知っているけど、どんな雰囲気でどんな活動を行っているのか今イチよくわからない。
それを少しでも解消できるよう、そして、活動を通じて参加者の方々が生きていくための有効な知識をつけることができるよう、更なる発展をしたいと考えています。
どうせやるなら楽しくやりたい♪
そんな想いでいっぱいです。