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2017-05-08 21:41:00

訪問をありがとうございます。

 

どうでも良い話ですが、私は目が極端に悪いです。

 

両目とも裸眼だと0.02という視力でして、通常は使い捨てのコンタクトレンズを使用しています。

 

が、昨夜から左目が痛くて痛くて・・・。

 

午前中は我慢していたのですが、午後になると何とも我慢できなくなり、結局、左目だけコンタクトレンズを外して過ごしていました。

 

いやぁ、久々のガチャ目での自転車運転は怖かったです。

 

こんな経験をしたことのある方はいますか?

 

 

 

さて。

 

今日は、自己満足の話です。

 

最初に書いてしまうと、私は決して要領の良い人間ではありません。

 

その場その場の臨機応変さについては、他人様より要領は良いと思いますが、基本的に疑問を残したまま先に進むことができないので、何かを会得するときは時間がかかります。

 

そんな私ですが、ここにも何度か書かせていただいているように、昨年夏から相談援助技術向上に向けて月1〜2回、土曜日に職能団体に通って、3時間の演習を行っていましたが、それを基に、21技法を使って私なりに日々の面談時、専門職としての技術を意識して使っていました。

 

そして、日々の面談を1日の終わりに喫茶店で振り返りながら、『あの時に何でこの質問をしたのだろう?』とか、『あの時にこの技法を使ったのは正しかったのだろうか?』ということを、毎日毎日黙々と考え、次の面談時に意識して改善するということを行っていたのです(自分でもオタクだと思います)。

 

 

 

私は、普段はよく話をしますが、面談の際は、ほとんど話をしません。

 

うまく表現できませんが、技法を学んでからは相槌・頷き・要約や言い換え等々を使って、相手の言葉を無理なく引き出すことに重きを置いているというか。

 

自分が話をするというよりも、技法を使って相手が話をしやすいように促すというか、情報提供時を除いては、質問や会話の促し程度しか話をしなくても良いと、感じることができたのです。

 

感覚としては、相手の鏡になっている感じです。

 

私を通して、ご利用者やご家族が自問自答している感じ、と言って伝わるでしょうか?

 

そして、今年に入った頃より、面談時にご利用者・ご家族が以前よりも深く話をされるようになったというか、正に、面談時の理想と言われる『話2:聴く8』が実践できるようになった上に、ご利用者やご家族自らが、話をしながら自分で答えを見つけて行ってくださることを感じるようになりました。

 

 

 

これ、本当にすごいな、と思います。

 

まず、ご利用者もご家族も、私が鏡になることで自分自身と向き合う形になるため、非常に感情を表に出されるようになりました。

 

何かのジレンマを抱えておられる方は、わざと乱暴な行動を示唆し、その後沈黙し、最後には泣きながら辛い思いを話されることが増えました。

 

そして、最後にはすっきりとして、ご自身で答えを出されることが増えたのです(すっきりとした表情をするのが良いことかはわかりませんが)。

 

 

 

そもそも私は、ご利用者の課題の答えはご利用者しか持っておらず、私たちはその答えを引き出すために、情報提供をしたり質問を丁寧に重ねることしかできません。

 

だからこそ、これを無理なく違和感なく行うことが私の目標でしたが、正に『できた!!!』と思う面談を、今日も実践できました。

 

1年近くかかって、やっと成果を実感できるようになるなんて、本当に奥の深い技術だと改めて思います(単に私が要領が悪いだけかもしれませんが)。

 

 

 

今日行った技法は、『アンビバレント(相反する)な感情を扱う』というものです。

 

本人を大切に思うが故のジレンマを抱えた家族には、以前より十分な情報提供と提案を行っていましたが、どうしても支援を受けるという決定ができない状況でした。

 

大切と思う気持ちが強ければ強いほど、その葛藤をビンビン感じます(あ、私は基本的にアンテナが高いのですが、面談時はそれをより意識して行うので、とてもとても疲れます)。

 

個人情報の関係で詳細は書けませんが、話を十分に聴いた後、『これまでの会話の要約+感情の反射+支持+中間的発言』の言葉をかけました。

 

結論として、気持ちの上で十分に納得をした上で、そして、葛藤の部分を十分に吐露された上で、新たな決断をすることができました。

 

 

 

ただね。

 

難点は、仕事でアンテナを100%使い果たしてしまうので、夕方の面談終了後からは、アンテナがぷっつりと切れてしまうのです。

 

正にKY(空気を読みたくもない)そのものです。

 

何というか・・・熱量の配分を考えることが、今の私の課題ですね、トホホ。

 

何でも熱きゃいいってもんでもありませんね。

 

 

 

皆さんは、普段の面接時に意識していることはありますか?

 

ご自身の面談技術をどのように捉えておられますか?