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2017-05-07 17:02:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は連休最終日ですね。

 

お仕事だった方も、お休みだった方も、充実した1日を過ごせたでしょうか?

 

 

 

さて。

 

最近、私はまたしても『何で加藤さんはそこまで活動をしているの?』と聞かれることが多くなりました。

 

今までの職能団体とかケアマネジメントに関する役割は、何となく皆さん、『真面目な人なんだなぁ〜』くらいで理解していただけたのですが、地域に入っていくようになってから、『何でそこまで・・・』という気持ちを持たれるのでしょうね。

 

実はこれ、私にとっては一番返答に困る質問なのですよね。

 

ソツなく答える時には、『うちの会社は地域に支えてもらっているので、その恩返しです』と言っていますが、本音では『だって、気づいちゃったんだもん♪』です。

 

見て見ぬ振りができないのが、私の不器用なところです、はい。

 

 

 

私は6年前に、これからの時代は社会保障のみに頼る時代は終わると考えていました。

 

社会保障に頼れなくなった場合、お金に頼るか、地域に頼るか、過度な介護負担や孤立死を選択するかしか方法はありません。

 

お金はきっとあるところにはあるでしょうが、大多数の方々が『そんな余裕ない』と答えるでしょう。

 

そして、過度な介護負担や孤立死は、福祉の専門職として絶対に防ぎたい部分です。

 

そうなると、『地域で支え合う仕組みをつくる』しかないのですよね。

 

そのことに気づき、一年考えた後、前の会社を2年かけて退職し、この会社を興したわけです。

 

『地域で支え合いの仕組みをつくる』ために☆

 

 

 

ラッキーなことに、私自身物欲はないし、食事も拘りがあるわけではないので、お金のかからない人間です。

 

必要最低限生きていく上でのお金さえいただくことができれば、後は研修や地域活動に費やすことは苦ではないのですよね。

 

こんな感じで、お金に対しての執着心が薄いのです(経営者としては失格ですね)。

 

社会的地位に対しても、全くもって興味がありません(あぁ、これも活動家としては失格ですね)。

 

私がお金や社会的地位以上に興味があるのは『人』です。

 

だから、開業当初から『お金のないときは行動力で周囲を巻き込み、お金ができたらそれを元に地域に還元する』ということを決めていました。

 

そして、『お金ができたら』の指標は、『単月黒字化』と決めていました。

 

 

 

そのため、お金がないときは、自ら正しいと思うことに向かって活動することで、利害関係抜きで、どの程度の協力を得ることができるのかが知りたかったので、地域で勉強会や地域を考える会を続けてきました。

 

単月黒字化したら、それを自分の利益にするのではなく地域に還元することで、どのくらい人の『善意』というものに触れることができるかを、試してみたかったのです。

 

 

 

現段階での結論ですが、私は人は善意の塊だと考えています。

 

様々な価値観はあるし、皆がみな、良い人ではないかもしれないけど、根本は『誰かのために役に立ちたい(役割意識。承認欲求)』と考えている人が多いです。

 

地位やお金の有る無しに関わらず、人の強い思いが、損得抜きに人を動かすことができるということも証明できつつあります。

 

 

 

いやぁ、私にとってはこれらが、お金なんかよりもずっと素晴らしい価値をいただいていると思っています。

 

本心から、地域の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そして、この感謝というのが潤滑油になって、更なる人の善意を引き出すことができるのです。

 

本当に人の持つ力・優しさって素晴らしいと思います♪

 

なんて。

 

いろいろな活動をしていると『何が目的なんだ?』と思う方もおられるようですが、多分きっと、そういう方々が勘繰るような意図は全くありません。

 

私はただ、人の善意に触れたいという思いと、その輪を拡げて、次の世代に繋ぎたいという想いだけで活動しています。

 

拝金主義・パワーゲームの現代ではありますが、一人くらい、頭がお花畑の人間がいても良いですよね☆

 

 

 

皆さんは、周囲の方から善意を感じることはありますか?

 

その時に感謝の気持ちを、きちんと言葉で伝えていますか?