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2017-05-05 22:32:00

訪問をありがとうございます。

 

今日も暑い一日でしたね〜。

 

皆さまは休日を満喫されたでしょうか?

 

お仕事だった皆さま、今日も一日お疲れさまでした。

 

 

 

さて。

 

今日は『時間を管理する』ということについて考えてみたいと思います。

 

たまに、ケアマネジャーの方から『本当はもっとご利用者やご家族の話を聴きたいのに、それができないのが残念』という言葉を受けます。

 

書類を始めとする業務に追われ、本来の対人援助ができないということを言いたいのでしょう。

 

なぁんとなくですが、言わんとすることはわかります。

 

が、その言葉を受けた時、私の中ではいつも『???』が浮かびます。

 

『必要性のある話なら聴けばいいじゃん』と思うからです。

 

 

 

先日もそのような言葉を聴いたので、素直に『時間を作って聴けば良いんじゃないですか?』と言ってみました。

 

そうしたら『いやいや。やることが多すぎて、ご利用者が満足いくまで話を十分に聴くことはできないですよ』と返されました。

 

その時に気付いたのです。

 

多分にして(全員ではないですよ)、面談時間が十分に取れないと感じているケアマネは、もしかしたらケアマネジャー(相談援助者)として必要な話ではなく、その人全てを知ろうとしているとか、傾聴を通じてご利用者に満足感を与えようとしているからではないか?ということに(全員ではないですよ)。

 

そして、もしかしたら、業務の目的とか、それを達成するためにどんな情報が必要かとか、そういったことを明確にしないで、漠然と面談をしているのではないかなぁ〜、なんて思ってしまいました。

 

 

 

これは私の価値観ですが、私自身は目的を持って面談を行うことが大切だと考えています。

 

また、自分の中で各面談ごとに基本となる時間枠を設けています。

 

初回面談だったら1時間。

 

担当者会議だったら30分。

 

モニタリングだったら50分etc

 

ご利用者の『自立』を支援するのが私の役割なので、1回の面談は時間のめどを立てておき、そこに個別性を加味してスケジュールを組んでいます。

 

イレギュラーに時間がかかりそうな込み入った時は、改めて別日程を組み直し、そこでジックリと話をうかがいます。

 

ご利用者についての情報を知ることは大切ですが、毎回面談の際には目的を持って行っているので、意図しない世間話をすることは、ほとんどありません。

 

 

 

なんて。

 

こんなことを書くと、『でも、話の切れない方もいるし、相手が話をしているのを止めることはできない』という方もおられると思います。

 

私の場合ですが、どんな面談にも訪問の最初に、あらかじめ『今日は◯分時間をください』と伝えています(その際は最大限の配慮をします)。

 

担当者会議でも同様です。

 

『お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。本日は会議を◯時◯分まで行いますので、よろしくお願いいたします』と最初に伝えてしまいます。

 

この、終わりの時間を始めに伝えるって、私はオススメです。

 

特に担当者会議の際は、サービス事業所さんも終了時間が明確になることで、『いつ終わるんだよ』というストレスは軽減されますし、ダラダラ時間を過ごすこともなくなります。

 

ちなみに、時間ピッタリに面談を終わらせるには、『時間を逆算する力』と『途中で話を要約する力』が必要となりますが、これについては、また時間があれば書かせていただきます。

 

 

 

人によっては、『時間をあらかじめ制限するなんて失礼だ』と思う方もおられると思いますが、私は、ケアマネジャーは近所のおばちゃんではなく仕事として面談をしているので、あらかじめ時間を区切るというのは必要なことだと考えています。

 

正解不正解はありませんが、限られた時間の中で、聞くことを聞かなければならないと思うと、自然と質問力も上がります。

 

興味を持った方は、ぜひお試しくださいませ♪