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訪問をありがとうございます。
今日は午後から職能団体の勉強会に参加してきました。
以前から何度か書かせていただいている、『ロールプレイを活用した高齢者面接技術』の勉強会です。
なんて書くと堅苦しく感じますが、会自体は和やかで皆さん主体的です。
私は、こういう勉強会が地域でたくさん開かれたら良いな、と思います。
知識については、職能団体等で学ぶ。
いわゆる、座学的な学びですよね。
一方で、実践的なスキルを高めるための学び(勉強会)は、地域で定期的に行うと良いと思うのです。
知識を学び、実践で活かし、地域の勉強会で振り返りながら深めていく。
これが私の考える理想の研鑽体系です。
知識の部分だけを受けると疲弊してしまうし、実践のみではケアマネジメントの体系化はできません。
両方をうまく行って、初めて研鑽できる気がします。
地域の勉強会について、その手段はロールプレイでも事例検討でもグループワークでも良いのですが、『日々関わっている地域で、そこで働くメンバーと技術を深め合う』ことが重要だと思うわけで。
以前の私自身がそうだったのですが、ある程度のコミュニケーションスキルがあれば、ケアマネジメントはなんとかなります。
本当、なんちゃってでも支援するサービス事業者がしっかりしていれば、保険請求はできちゃうんです。
ただね、私たちが担っている役割って、高齢者の終末期に関わるわけで、ケアマネジメントの質で、その方・ご家族・関わる方々の終末期の満足度って、大きく変わるのですよね。
だからこそ、研鑽が必要なわけで。
今日は、今までの中で一番技法を腑に落として学ぶことができました。
経口摂取が困難になっているご利用者(要介護5)の家族との面談という設定です。
家族の『考え』『感情』『行動』を、どの技法を使って聞き取り、受け止め、要約し、感情を反射し、支持した上で情報提供(提案)するか?
なぜ、自分はその技法を使ったのか?その部分も含めて、ケアマネジャー自身に言語力がないと説明できません。
自分のケアマネジメントの根拠を突き詰めていくのですが、これほど自己覚知できることはないと、改めて感じました。
いやぁ、日々勉強ですね。
そして、この勉強会を始めてから、日々の業務で行う面談について、無意識に行っていることを意識して行うことで、スキルは上がっているような『気』がします(あくまでも『気』ですが)。
ケアマネジャーは、いろいろ諸々なことを求められますが、基本は対人援助であり、その研鑽はこれからも続けていきたいなぁ〜、と思いました。
全8回の勉強会も、いよいよ次回が最終回☆
それが終わったら、地域でも実践していきたいです☆
皆さんは、どんな研修を受けたいと思いますか?
どんな研修なら参加しようという気になりますか?