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2017-03-25 19:00:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は午後から職能団体の勉強会に参加してきました。

 

以前から何度か書かせていただいている、『ロールプレイを活用した高齢者面接技術』の勉強会です。

 

なんて書くと堅苦しく感じますが、会自体は和やかで皆さん主体的です。

 

 

 

私は、こういう勉強会が地域でたくさん開かれたら良いな、と思います。

 

知識については、職能団体等で学ぶ。

 

いわゆる、座学的な学びですよね。

 

一方で、実践的なスキルを高めるための学び(勉強会)は、地域で定期的に行うと良いと思うのです。

 

 

 

知識を学び、実践で活かし、地域の勉強会で振り返りながら深めていく。

 

これが私の考える理想の研鑽体系です。

 

知識の部分だけを受けると疲弊してしまうし、実践のみではケアマネジメントの体系化はできません。

 

両方をうまく行って、初めて研鑽できる気がします。

 

地域の勉強会について、その手段はロールプレイでも事例検討でもグループワークでも良いのですが、『日々関わっている地域で、そこで働くメンバーと技術を深め合う』ことが重要だと思うわけで。

 

 

 

以前の私自身がそうだったのですが、ある程度のコミュニケーションスキルがあれば、ケアマネジメントはなんとかなります。

 

本当、なんちゃってでも支援するサービス事業者がしっかりしていれば、保険請求はできちゃうんです。

 

ただね、私たちが担っている役割って、高齢者の終末期に関わるわけで、ケアマネジメントの質で、その方・ご家族・関わる方々の終末期の満足度って、大きく変わるのですよね。

 

だからこそ、研鑽が必要なわけで。

 

 

 

今日は、今までの中で一番技法を腑に落として学ぶことができました。

 

経口摂取が困難になっているご利用者(要介護5)の家族との面談という設定です。

 

家族の『考え』『感情』『行動』を、どの技法を使って聞き取り、受け止め、要約し、感情を反射し、支持した上で情報提供(提案)するか?

 

なぜ、自分はその技法を使ったのか?その部分も含めて、ケアマネジャー自身に言語力がないと説明できません。

 

自分のケアマネジメントの根拠を突き詰めていくのですが、これほど自己覚知できることはないと、改めて感じました。

 

 

 

いやぁ、日々勉強ですね。

 

そして、この勉強会を始めてから、日々の業務で行う面談について、無意識に行っていることを意識して行うことで、スキルは上がっているような『気』がします(あくまでも『気』ですが)。

 

ケアマネジャーは、いろいろ諸々なことを求められますが、基本は対人援助であり、その研鑽はこれからも続けていきたいなぁ〜、と思いました。

 

全8回の勉強会も、いよいよ次回が最終回☆

 

それが終わったら、地域でも実践していきたいです☆

 

 

 

皆さんは、どんな研修を受けたいと思いますか?

 

どんな研修なら参加しようという気になりますか?