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2017-01-03 19:39:00

訪問をありがとうございます。

 

最後のお正月となりましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

 

私は、普通に出勤して、普通に仕事をしていました。

 

あ、正確にいうと、『半分仕事をしていた』です。

 

半分は、知人を口説き落としていました☆

 

 

 

さて。

 

お正月も明けていないうちから熱弁をふるう私です。

 

今回は、地域包括ケア構築について熱く語りたいと思いますので、どうぞ、興味のある方のみ、お読みいただけたらと思います。

 

 

 

以前からしつこく書いていますが、私は地域包括ケアシステムの要は、行政・社協・包括と、ケアマネジャーだと考えています。

 

主役は地域の住民。

 

システムの要は、行政・社協・包括・ケアマネジャーです。

 

何でケアマネジャーが要なのかというかと、ケアマネジャーは、代弁機能と、繋ぐという役割を担っているからなのです。

 

と言っても、わかりにくいですかね?

 

では、『地域のケアプランをつくる』と言い換えれば、イメージが湧くでしょうか?

 

 

 

地域をアセスメントして、課題を抽出し、『こうなりたい』意向を明らかにして、行政に上げていく。

 

私は、これって、ケアマネジャーでないとできないと思っています。

 

そして、これを行うことができれば、今後のケアマネジャーの存在意義は大きく変わると思うのです。

 

 

 

以前、某大学のおエライ先生がおっしゃっていましたが、『ケアマネジメントの役割は必要だけれど、今のケアマネジャーがその役割を担い続けるかはわからない』という言葉。

 

私は、この危機感って大切だと思うのです。

 

今ある立場を維持するのであれば、その時々で必要とされている役割を遂行することが大切。

 

数年前に地域包括ケアシステムが打ち出されたら、その中で、ケアマネジャーとして何ができるかを自らが考え、実践していくことが大切だと思うのです。

 

その中で、私は『地域と行政を繋ぐ』ことを選択しました(あ、これが正解というわけではないですからね)。

 

 

 

方法は簡単です。

 

地域には、自らが足を運んで、参加できる集いがあれば、可能な限り参加する。

 

地域の方々には、目があったら挨拶をする。

 

地域のお店に行ったら、何か一言、言葉を交わす。

 

こんなことからで十分だと思うのです。

 

先ずは、自分自身が地域に対するアンテナを高く持つ。

 

ここからがスタートだと思うのです。

 

 

 

地域に興味を持てば、地域のことを聞き出せ、自ずと課題は見えてきます。

 

それと同時に、行政に『何かお手伝いできることはありますか?』と、聞けば良いのです。

 

あ、介護保険課に行ってもダメですよ。

 

地域包括ケアを担当している課に行って、話をするのです。

 

 

 

行政の方々って、ある意味、今(これから?)一番困ると思うのです。

 

地域包括ケアを構築しなければならないけど、自分たちが主体的に地域に入っていくなんてことは、やったことのない方が大半ですから。

 

どうやって構築していこうか?

 

その部分に対して、『一緒に考えていきませんか?』と声をかければ良いのです。

 

もしくは、『今、地域で支援をしていて、こういう部分が課題だと感じるのですが、この辺りのことを、どのようにお考えですか?』と、聞くことから始めても良いと思います。

 

まぁ、やり方はいろいろあるでしょうが、周囲の巻き込み力は、ある意味、ケアマネジャーに必須のスキルだと思うので、この辺りは、私がここに書くまでもなく、皆さんの方がたくさん引き出しを持っているでしょう。

 

 

 

それでですね。

 

当社は、一昨年から種蒔きをしていましたが、いよいよ、今年は地域に向けて始動します。

 

その第一弾として、先月から借りている隣の事務所で、今月、一般社団法人を立ち上げます。

 

あ、これは、本業(居宅介護支援事業所)とは、全く別の事業です。

 

法人も別だし、会計も全て別です。

 

私の給与の中でのやりくりとなるので、正直、手弁当のボランティアからのスタートとなります。

 

そして、その法人の理事を依頼する方を決めました☆

 

そして、そして、いつもながら、ただの熱意で口説かせていただきました☆

 

 

 

正式な依頼は今週末に行いますが、すでに打診はしてあります。

 

もとい、今日の半日もそのために費やしてきました♪

 

週末に正式依頼し、月半ばで顔合わせを行い、月末までに法人の登記等を行う予定です。

 

私自身、物事を始めるまでは、ものすごくシビアに何度もシュミレーションをして、最高と最低を考えて天秤にかける私ですが、今回も、しっかりとそのあたりは行いました。

 

金銭面については、今年一年は厳しいですが、来年は助成金を狙っていけばなんとかなる。

 

労力については、今まで担ってきているものを減らして調整がつく。

 

何より、地域には仲間がたくさんいて、私一人が頑張るのではなく、周囲の方々の力を借りることができる(甘い憶測ではなく、私なりの評価機能を使っています)。

 

そこで、楽しそうに活動を続けていけば、その輪は広がる☆

 

 

 

というわけで、今年は地域の中でも、◯丁目限定という形からスタートすることにしています。

 

1月に法人を設立し、2月に社協のボランティア団体に登録し、以降は、包括の方々や地域の知人を通じて、自治会や老人会等にも挨拶に回る予定です。

 

私一人の力ではどうにもできないことでも、地域の皆さんの助けを借りながら、ワイワイ楽しみつつ築いていきたいと思っています。

 

 

 

そんなこんなで、当区にお勤めの方がこれを読まれていたら、ぜひ、一緒に活動しませんか?

 

地域包括ケア構築って、やらされ感で行うとこの上なく負担ですが、地域を繋ぐという役割を持って行えば、それは立派なやりがいになるし、活動することで得るものって、たくさんあると思います。

 

できる範囲で、楽しめる範囲で皆が参加すれば、それは大きな力になると思うのですよね。

 

 

 

今年は、総合事業移行期間の最終年度☆

 

皆さんの地域では、どのように進んでいますか?

 

また、皆さんはその中で、どのように関わろうと考えていますか?