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2016-12-14 06:48:00

訪問をありがとうございます。

 

今日もあいにくの天気となってしまいましたが、皆さんのご予定はいかがでしょうか?

 

私は今日も、1日外出の日となりそうです。

 

 

 

さて。

 

今日は、行動を起こせない理由について書いてみたいと思います。

 

自分自身の置かれている環境についての話です。

 

 

 

皆さんは、一緒に働く職場の人を、どのように捉えていますか?

 

考え方や仕事に対する姿勢、目標達成に向けての行動力、人徳、人間力、等々。

 

様々な判断基準があるかと思いますが、何でも良いので、相手の尊敬できる部分をしっかりと見つけておいた方が良い、と私は思います。

 

そして、もし、どんなに探しても尊敬できるところがなかったら、その方とは距離を置いた方が良いと思います。

 

お互いのために☆

 

 

 

介護という感情労働を20年続けていると、幅広い年齢層で様々な人と接する機会があります。

 

そして、語弊があるかもしれませんが、人の思考って伝播するということを、(感情労働だからこそ)身をもって感じています。

 

もし、一緒に働いている仲間がプラス思考であり、その人と接する機会が多くなれば、皆さんの思考は自然とプラスの方向に導かれるでしょう。

 

一方で、もし、一緒に働いている仲間がマイナス思考であり、その人と接する機会が多くなれば、よほど強靭な精神を持っていない限り、マイナスの思考は伝染します。

 

人って、合わせ鏡なんですよね。

 

自然と自分と同じような人を無意識に選び、交流を深めていくようになるのです。

 

 

 

私は負の思考を持っている人を察知する機能だけは、なぜか高く持つことができています。

 

そして、そういうオーラを察知した時は、心の中で『ごめんなさい』と言いながら、距離を置くようにしています。

 

別にその人の人格が悪いとか、その人が嫌いとか、そういう理由ではありません。

 

負の感情・できない理由を考えてしまう人って、いろんな意味で思考が停止している状態であり、恐らく、そういう方々と交流を取ると、お互いにジレンマを感じることが多くなると思うからです。

 

 

 

昔、マザー・テレサの言葉で、こんな言葉を読みました。

 

 

 

思考に気をつけなさい。  それはいつか言葉になるから。

 

言葉に気をつけなさい。  それはいつか行動になるから。

 

行動に気をつけなさい。  それはいつか習慣になるから。

 

習慣に気をつけなさい。  それはいつか性格になるから。

 

性格に気をつけなさい。  それはいつか運命になるから。

 

 

 

これは、人の本質を得ていると思います。

 

周囲の環境で、自分の言動が変わってしまうことって、あると思うのです。

 

流されているわけでなくとも、毎日毎日接する人からは、何らかの影響を受けますから。

 

 

 

例えば、他者に対して否定的なものの捉え方をする人がいた場合、その人は、相手の負の部分、ネガティブな部分を探すことが習慣となっています。

 

その結果、物事に対して、負の感情から入ってしまう習慣に繋がり、自分自身に起こる出来事も、無意識のうちに(かはわかりませんが)、否定的な部分を探すようになってしまい、不幸を感じやすくなってしまうという連鎖が起きてしまいます。

 

人って、どんな相手でも、多かれ少なかれ影響を受けあって生きていますから、否定的なものの見方をしている人の側にいると、知らず知らずのうちに、自分自身も否定的な見方をするのが上手くなります。

 

 

 

そして、他人を否定的な見方しかできない人って、かなりの確率で自分に危害が及ばない場所から、自分に直接影響のない人や物事を批判してきます。

 

安全地帯から、頑張っている人や何かを成し遂げようとしている人を批判するのです。

 

その心理状態を私は知りたいとは思いませんが、きっと、物事が変わることに漠然とした不安等々があるのでしょう。

 

それはそれで、その人の個性で良いと思うのです。

 

悩ましいのは、そういう人と一緒にいてそれらの発言を聞いた人が、『もしかしたら、自分も何か行動を起こしたら、影で批判を言われるんじゃないか?』と不安を抱いてしまうことなのです。

 

 

 

この業界に限らず、かもしれませんが、ある程度、足並みを揃えることは大切だと思います。

 

もし、起こした行動が何らかの悪影響を及ぼしているのであれば、それは改善をする必要があると思います。

 

が、現場で働いている私たちが、様々な物事に気付きながら行動を起こさないというのは、いかがなものかなぁ〜、と感じることが、私にはあります。

 

気づかないで行動を起こさないのは仕方がないのです。

 

悩ましいのは、『気づいているけど動けない場合』です。

 

 

 

今まではそれでもなんとかやってこれたかもしれませんが、これからの社会は、社会保障に対しての風当たりが厳しくなると思います。

 

私たちが気づいたこと・改善が必要と感じることがあった時に行動を起こさないと、本来必要な支援を提供することが困難になってくると、私は勝手に危機感を持っています。

 

だから。

 

もし、周囲に批判精神の旺盛な人がいた場合、そこに引きずられるのではなく、できれば、程よい距離を置いて、自分が感じたことや『こうすれば良いのに』と気づいたことがあったら、ぜひ、行動に起こして欲しいと思うのです。

 

もし、行動を起こすまでの元気がなかったら、少なくとも頑張っている人を、影で批判しないで欲しいなぁ、と思います。

 

 

 

なぁんて。

 

今回は、いつか書こうと思っていた記事でしたが、書き方によっては誤解を生んでしまう可能性があるため、どう表現しようか、悶々と悩んでしまいました。

 

皆さんは、どんな方々と仕事をしていますか?

 

一緒に働く仲間を尊敬していますか?

 

一緒に働く仲間から尊敬される人になっていますか?