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訪問をありがとうごさいます。
今月は、なぜか疲れの溜まる月になっています。
そこで、月初から今まででどのくらい訪問等をしたのか、改めて数えてみました。
医療連携や訪問調査、契約等を含めると37件☆
この調子で訪問が進めば、ありがたいことに私の来週以降のスケジュールは、『ほぼ真っ白』になります(どんだけ忙しさが偏っているんだよ、私)。
今は、給付管理も無事に終わってホッと一息ついている状況です。
皆さんはいかがお過ごしですか?
さて。
今日は、全国老人福祉施設協議会が出した提言書について、書いてみたいと思います。
皆さんは、『自立』と『ADLの向上』をイコールで結びつけたがる国の意向に、違和感を覚えたことはありませんか?
私は、運動機能についての加算が増えだした頃から違和感満載でした。
人によっては、身体機能の向上を図り、心身ともに健康でいたいと願う方もおられるでしょう。
私の担当ご利用者も、多くの場合、『できることなら自分のことは自分でしたい』『人様の手を借りずに生活したい』と考えておられます。
ただね、それってとても大変なことであり、同時に全員が目標に向かって行動できるわけではないのですよね。
中には、本当のご高齢の方や進行性の疾患を持っている方、元気になりたいけどメンタル不調から頑張ることのできない方etc
希望はあるけど、現実の自分と擦り合わせて、『現状維持が精一杯(目標)』という方も、多いんです。
一番大切にしたいのは、『その人らしい生活の実現』であって、『身体機能を上げること』は、手段の一つでしかないと、私は思うのです。
健康でいたいという気持ちはとても素晴らしいけれど、過剰なまでに機能向上に反応するような算定には、ウンザリします。
もとい、職能団体のパワーゲームに使われているだけというか・・・。
そんなことを考えてしまいました。
堅い、と思われるかもしれませんが、私は、介護保険は利用者本位で利用者のためになるように利用するのが良いと思います。
そこに、自分たちの利害を入れてはいけないんじゃないかなぁ、と思うわけで。
そう考えると、以前から書いていますが、介護保険制度の本当の目的・理念についてを理解し考え、その窓口にいてご利用者・ご家族に一番に関わる私たちが、その責任を理解することが、何よりも大切だと思うのです。
そして、ご利用者に対して、どのような情報提供をすることがベストであるか、ルールを踏まえた上で、ご利用者の個別性をどこまで尊重するのかを考えながら、支援にあたりたいと思います。
なかなか難しいですが、諦めることなく楽しみながら相手を知り、彼らにとっての『らしい生活』を一緒に考えるケアマネジャーになりたいと、提言を読んで私は思いました。
皆さんが描いている『なりたいケアマネ像』はどんな姿ですか?