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2016-11-01 06:39:00

訪問をありがとうございます。

 

今日から11月ですね。

 

天気は今ひとつですが、張り切ってまいりましょう♪

 

 

 

今日は、隣の事務所の話です。

 

昨日、社協の方に来社いただき、来春以降に開始予定の事業について相談をさせていただきました。

 

そこで、打ち合わせをしつつ、専門職として地域に何ができるかを考えたのですが、二人の意見が一致したのが、『ボランティアの活躍機会の提供』と、『ボランティアの集いの場』です。

 

 

 

私は、感情を伴うこの仕事だからこそ、モチベーション維持のために介護に関わる方は、自分の感情を吐露する場所は絶対に必要だと考えています。

 

当地は、幸いなことに社協や包括・行政や文化センターなど様々な会館が近くにあるため、要介護者や要支援者を対象とした活動の場は、たくさんあるのです。

 

だからこそ、別の視点で絶対に必要であろう場を考え、ケアラーとボランティアの集いの場、そして、現在健康な人が、それを維持できるための学びの場を作ろうと考えています。

 

これは、利害関係抜きの、義務感や使命感で介護に携わっている家族やボランティアの方々だからこそ、必要だと考えています。

 

 

 

人は人で癒されるし、元気をもらえる。

 

同じ立場の方たちが集まって、お互いの想いを話したり共感し合える環境って、必要だと思うのです。

 

そしてそれが、個々のモチベーションを回復させ、『明日から頑張ろう』と思えるのだと感じています。

 

そういう意味で、集いの場を作りたいと考えました。

 

 

 

また、当区の課題は、ボランティアを養成することはできても、その後(活躍の場)がないことです。

 

2日程度の研修を受けた後、自分で主体的に自己研鑽を行うことは、専門職でも難しいと思います。

 

ボランティアだと、求人があるわけでもないし、なおのこと困難でしょう。

 

そういう意味でも、人と人を繋ぐ支援は必要な気がするのです。

 

 

 

また、様々な専門職による勉強会を開催したり、企業と連携して、現在の介護用品の説明会などを行う場を設けたいと思うのです。

 

以前、訪問介護の責任者をしていた時に、毎月勉強会を行っていましたが、熱心に参加するヘルパーさんほど、会社の理念を踏まえて自身の役割を把握し、質の高いケアを提供することができていました。

 

教育って、本当に本当に大切だと思うのです。

 

どうせなら、提供する側も受ける側も、支援を通じて信頼関係を築けるようになってもらいたい。

 

そのためには、正しい知識と技術の習得が、欠かせないと思うのです。

 

 

 

まぁ、これらを、事業開始ですぐに始めることは無理ですが、年内には構想を具体化し、来年に入ったら、一つひとつ実現に向けて取り組んでいきたいと思います。

 

また、これは、私一人ではできるものではないので、様々な方々の力を借りながら、取り組んでいきたいと思います(現在、協力者を絶賛募集中です)。

 

都内だからこそ、自然発生的に住民が動くことが難しく、だからこそ、誰かが何かを仕掛けないと、何も始まらないと私は今までの経験で学びました。

 

皆さんの地域でも、様々な取り組みはあるかと思います。

 

きっと、その中で皆さん自身も貢献できる場があると思います。

 

利害関係抜きの純粋な活動も楽しいですよ☆