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訪問をありがとうございます。
今日の関東は晴天ですね〜。
皆様は掃除・洗濯日和に励んでおられますか?
さて。
前回に引き続き、今回は、一緒に働く仲間(ケアマネジャー)について、書かせていただきたいと思います。
またしても、私の独断と偏見に満ち溢れていますので、全くもって参考にならないでしょうが、興味のある方は、ご一読いただけたら幸いです。
最初に書いてしまうと、私は人を見る目がありません。
と言うのも、面接をしていると、皆さん一生懸命で良い方に見えてしまうのです。
その為、初っ端からこんなことを書いてしまうのもナンですが、基本的に当社は『こちらの理念・方針を伝えた上で、やる気のある方は採用!』という形でした。
残念ながら、縁のない方もおられましたし、私自身の採用基準はおかしい!ということで、今後は社員全員で面談を行い、即答しないようにする予定ですが、基本的にはこんな感じで採用の有無を決めています。
・主体性がある。
・(個別性を理解した上)利用者本位でケアマネジャーとして仕事をする意欲がある。
・支援や研修を通じて自己研鑽したい。
本当はこの他にも、基準はあるのですが、『自分に絶対の価値観を持っている方』『評論家になってしまい自分ごととして考えられない方』『ラクをしたいからケアマネジャーをしたい方』とか、『ケアマネジャーになったら権力を持てると考える方』『支援を通じて自身の承認欲求を求めてしまう方』と思う方にはご遠慮いただいています。
その代わり、『それで良いよ』という方がいたら、喜んで入社していただいています。
私は、仕事は楽しく行いたいと思っています。
そして、物事って、真剣に取り組むから楽しくなるのだと考えています。
決してラクをしたいとか、そういう意味ではありません。
ケアマネジャーの役割を理解した上で、自らが楽しくなるくらい真剣に取り組める、という意味です。
ケアマネジャーの仕事自体が感情労働であり、他者との調整を主とする為、『こんなはずじゃない』と納得のいかないことは、多々あります。
それでも、ご利用者の為にどう立ち振る舞うことがベストかを考え、実践できる方と、一緒に仕事がしたいと考えています。
私自身、面談で見ているポイントはそこだけなのですが、正直、採用してみないとわからない部分がたくさんあります。
大丈夫と思って採用したけど、お互いの想いが違ったということもあります。
また、振り返ってみて一番失敗したと感じる部分は、私自身が事業の戦力となっている為、しっかりと話や指導する時間と余裕が持てないという部分です。
単独の居宅介護支援事業所である為、自らの力で稼がなければならず、私自身が外に出ていることが多く、ゆっくり丁寧に教えることができない為、自分で学ぼうという方でなければ厳しいというのもあります。
正直、私自身、誰に教わったということがなく、全て自分でわからないことは調べたり確認しながら業務を覚えていった為、職員には、ある程度の流れは伝えたら、それ以外は主体的に取り組み、調べながら頑張れると考えていたところが甘かったです。
その為、ある程度の規模になるまでは、今一緒に働いてくれている職員以外は、経験者でしか採用しないと決めました。
同時に、私が経営者と管理者を兼任することもダメだと反省しました。
これは、職員のOさんに言われて気づいたのですが、私の一挙一動を職員は本当によく見ている。
忙しいのはわかるけど、自分の言動には最大限の配慮をしてほしい、ということを言われ、本当に反省しました。
職員には負担なくご利用者との支援に努めてほしいと思い、その他の部分は全て私が担っていたのですが、それがかえって、自分自身の余裕を失くし、周囲への気配りができていなかったのです。
小さい会社だから、言いたいことがあっても言う相手が私だけで、その私に余裕がなければ、言いたいことも言えない。
そのため、管理者を別にするよう、現在は動いています。
こうして実際に経営してみると、理想と現実のギャップもたくさん感じますし、だからこそ、自分のやらなければならないことを、改めて感じます。
ありがたいのは、職員のOさんが、私の弱点もきちんと伝えてくれることです。
この存在は、本当にありがたい。
気づかずに突っ走っていたら、大変なことになっていたと思います。
こうして考えてみると、人って本当に大切だと思います。
そして、仕事って、ただ給与を稼ぐためだけに行うものではなく、仕事を通じて自分自身も成長することを、改めて感じています。
これからもたくさんのことがあるでしょうし、悩んだり、失敗することも多々あると思います。
それでも、今、一緒に働いている職員を信じて、『楽しく仕事に取り組める事業所』を目指していきたいと思います。
みなさんの働く職場はどうですか?