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訪問をありがとうございます。
突然ですが、今回は『営業』について書いてみたいと思います。
とはいえ、ケアマネジャーの営業ではありません。
サービス事業所の営業についてです。
私自身は、営業が好きです。
どのくらい好きかというと、ケアマネジャーの仕事よりも向いていると思っているくらいです。
鬱陶しがる相手の警戒心を和らげ、どうやったら興味を持ってもらい、利用に繋げるかを考えながら実践し、振り返るのが、とても楽しいのです。
新たな出会いも好きですし。
(ホント、私、何でケアマネジャーをしているのかと、今更ながら不思議に感じます)
そんなわけで、ケアマネジメントとは全く関係ありませんが、思い出しながら書いてみたいと思います。
前の会社は、医療法人と株式会社を持っており、デイサービス・デイケア・訪問リハビリ・ショートステイ等々を展開していました。
そして、一地域に法人のサービスが密集していました(市を3分割した一つに、10カ所以上の事業所を展開していました)。
一つの駅に1〜5店舗は勤務先法人の事業所がある、という規模です。
そんな環境の中で、私は退職まで1年ほど『総合案内』という役割を創り、業務の一つとして担っていました。
『総合案内』という名の営業とクレーム未満の対応です。
その中で、私が気をつけていたことは3つです。
1)段取り・準備に力を入れる
これは、初対面・顔見知り・支援を利用している場合・支援を利用していない場合等、たくさんの対応パターンを予め考えたり、相手(ケアマネジャー)の欲しい情報を簡潔にまとめる資料作り、効率的に廻るための道順を考える、等です。
もちろん、各事業所の現在力を入れて取り組んでいるところなども、事前に確認しておきます。
また、対応者氏名・A〜Dで相手の反応を評価する欄と特記事項を設けて、営業後、何を話してどのような反応があったかを、簡潔に記載できる表を作っていました。
この表は、2回目以降の訪問時に役立ちます。
他、毎月1日に、ワムネット(これ、今でもあるのかな?)で、新たな居宅が設立していないか等も、必ずチェックしていました。
2)話し方・時間と数字をうまく使う
私は、営業というのは相手の時間を奪うと考えているので、話をする前は、『今、お時間を5分程度いただくことはできますか?』と確認をしていました。
そして、『時間がない』というケアマネには、『2分だけ時間をください』とお願いしていました。
5分で断られても、2分と食い下がれば大抵は聞いてくれます。
(そのため、予め『忙しい』というケアマネジャーに当たった時用に、2分以内と3分以内で説明する2パターンを考え、時計と睨めっこで練習しました)
また、説明は『結論+説明(理由)』で一つの説明を一文で伝えることができるようにしていました。
後は、相手の話す口調に合わせて話すスピードを変えたり、3つ以上の売り込み(特徴の説明とか)をしないと決めていました。
3)営業中は会話を楽しみ、退出の際は連絡先を明確にした上で丁寧にお辞儀をして帰る
これは、そのまんまです。
このあたりを意識しながら、毎月数十カ所の居宅事業所を廻っていました。
いやぁ、あれは楽しかったです。
もっとたくさんのあるのですが、さすがに眠くなったので、また気が向いたら、追記していきたいと思います。
あ、今回もオチがなかったです☆