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訪問をありがとうございます。
今日も良い天気・・・もとい、暑苦しい天気となりましたが、皆さまは暑さ対策、していますか?
私は帽子を購入し使用していますが、購入した形が悪かったのか、被って自転車に乗っていると帽子が脱げてしまい、結局、被ることを諦めました。
というわけで、今年も真っ黒に焼けてしまうことは必須です。
さて、最近は何だか面白くない(?)ニュースばかりで辟易していましたが、久々に興味を持てる記事があった為、ご紹介させていただきます。
これは、サービスの混合提供についてのインタビューで、『介護保険の枠に捉われずに、もっと自由に民間の自由な発想と料金設定を取り入れても良いのではないか?』という内容での意見交換です。
これ、私は大賛成です。
様々な意見があるかと思いますが、介護の現場の質向上を考えた時、今の制度の縛りと報酬では質の向上を図るにも限界があると私は感じています。
民間企業が創意工夫しようにも、『あれはダメ、これもダメ』と、必要以上に行政が口を出し、制度の型にはめようとしている様子を見ていると、とてもじゃないけど、創意工夫なんてできるわけがない、と感じていました。
決まった額で、国の一方的に決めた『加算』を取得する為に人員等を揃えることに必死になっている間は、真の利用者本位は実現できないと思うのです。
やや乱暴に思われるかもしれませんが、介護全体の質の向上を本気で目指すなら、先ずは富裕層を対象に、様々な費用をかけて、工夫しながら『顧客満足度を上げる仕組み』を創る。
それが、受け入れられれば、他のサービスにも導入されて広がっていき、全体の底上げに繋がると、私は思うのです。
その為には、それなりのお金が必要で、きちんと対価を従業員に支払える方法があっても良いのではないでしょうか?
事業を行うにあたって十分な額を保証してくれていたらよいのですが、実に半数以上の事業者が『経営が苦しい』と言われている額で、質の向上まで期待することは困難だと感じています。
報酬加算で質を評価している方もいるようですが、私は加算がイコール質だとは思っていません。
何より、介護保険がガチガチに縛りを設けるから、本来、期待されていた民間企業の創意工夫が損なわれていると感じています。
であれば、いっそ、『介護保険の運営基準は遵守する必要はあるけれど、それ以上のオプションは、それぞれの事業所の工夫に任せますよ』という方が、民間の知恵が出しやすいと思うのです。
そのオプションに追加料金をつけて質の向上を図るところもあれば、オプションがあっても『サービス』として、料金を取らないところも出てくると思います。
というわけで、そろそろ国からの指示待ちで動くのではなく、自ら知恵を絞って、質の向上を図れる体制ができれば良いなぁ〜、と、感じました。
ケアマネジャーの同様の仕組みもできれば、無償ボランティアも減るかもしれませんね。
皆さんは、介護保険と自費の混合提供をどのように感じますか?