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2016-07-24 23:37:00

訪問をありがとうございます。

 

日曜日☆

 

仕事から完全に解放されて休めることは立場上ありませんが、私は好きな曜日です。

 

本日も良い天候に恵まれましたが、皆さんはどんな1日を過ごしましたか?

 

 

 

さて。

 

今日は、知人の知人を介して、とある方の話を聞く機会がありました。

 

内容としては、個人情報に関わるため詳細を書くことはできませんが、『担当ケアマネジャーさんが親身になってくれていない』という不信感から生じている話でした。

 

30分程度話を聞いた限りで感じたことは、一言で言うと『説明不十分』が不満の原因になっているように感じました。

 

担当の方は、話を聞く限り、ケアマネ業務自体はむしろ的確に行っているような感を抱きました。

 

そして、私自身の日頃の対ご利用者の関わり方を振り返りました。

 

最近こういうことが増えているなぁ、と個人的には感じています。

 

ということで、今日は信頼関係について考えたみました。

 

 

 

ケアマネジャーの仕事を始め、対人援助の職種に関わる方々は、『信頼関係』をとても大切にするよう心がけていると思います。

 

ある意味、福祉業のベースとなる共通言語ですね。

 

そしてこれは私の個人的な感覚ですが、その『信頼関係』の捉え方について、利用者の求める信頼と、私たち専門職の捉える信頼って、少し違うような気がしています(あくまでも私の感覚の話ですが)。

 

 

 

タイトルの『知識(情報)+説明力(言語力)=納得感』は、私が考えている信頼関係構築の仕組みを一言で表した、勝手に作った方程式です。

 

この詳細を文字で説明してしまうと、語弊が出るかもしれませんが、私は専門職は『自分の役割』を踏まえた上で、相手と信頼関係を結ぶことが大切だと思うわけで。

 

いわゆる、友達や知人・近隣の人など、一般的な人間関係で構築される『信頼関係』とは少し違うと思うのです。

 

『人格評価』<『能力評価』と書くと、理解していただけるでしょうか?

 

ケアマネジャーで言えば、『自分の抱えている困りごとに的確な助言をしてくれる人』が『信頼できる人』。

 

そして、『自分の質問や希望に迅速に対応してくれる人』が『信頼できる人』になっている気がするのです。

 

 

 

これが介護職だったら『自分に合った介助を的確に提供してくれる人』が『信頼できる人』になるだろうし、医師だったら『自分の病気を治してくれる人』が『信頼できる人』になると思うのですよね。

 

これは、弁護士にしても、看護師にしても、学校の先生にしてもそうですが、専門職と言われる人が求められるものだと思っています。

 

このことを踏まえて、『じゃあ、どうしたら相手から信頼されるか?』と考えることが大切だと、いつも考えています。

 

 

 

ご利用者・ご家族の信頼に対する満足度のポイントは『納得感』だと考えています。

 

そうすると、相手に納得感を抱いていただくためにはどうしたら良いか?

 

相手の困りごとを的確に聞き出す能力が必要なのか、解決するための知識や情報が必要なのか、相手に合わせた説明力や言語力が必要なのか、迅速な対応が必要なのかetc

 

個々のスキル・経験や強みによって、その課題は変わるでしょうが、大切なことは、信頼関係というボンヤリした言葉で、漠然とした関係を構築することよりも、専門職として相手のニーズに沿った対応をできるようになれるよう、意識することが大切だと思うのです。

 

そして、その実現のためにはどうしたら良いかを、考えて実践していくことが大切だと私は思うのです

 

とはいえ、私自身至らない点はたくさんありますので、それも含めて振り返りながら次の支援に繋げていくことが大切だと思い、日々取り組んでいます。

 

振り返りは、本当にしんどい作業ですが。

 

だから、私にとっての最高の褒め言葉は『あなたの説明でわかりやすかった(納得できた)よ』です♪

 

その上で、現状に対して『じゃあどうしようか?』を一緒に考え、必要な情報や調整を提供していくことができるようになりたいなぁ、と思っています。

 

後、私は鶏並みの記名力なので『後でやろう』と思うと、大抵そのまま忘れてしまいます。

 

そのため、ご利用者の連絡調整は、基本的に話を受けたらその場で、ご利用者の目の前で行うようにもしています。

 

 

 

皆さんは、ご利用者様・ご家族との『信頼関係』について、どのように捉えていますか?

 

また、その構築のために、どんな工夫をされていますか?