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2016-07-03 14:13:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は少し早い長女の誕生日会を、私の両親を交えてしました。

 

 

 

さて、本日はテレビの話です。

 

私は普段、テレビを観ることはありませんが、以前から何とかしたいと考えていることについてのルポなため、今日だけは観て、これからの支援について考えたいと思います。

 

 

 

本日21時からNHK総合で放映される『NHKスペシャル  “介護殺人”当事者たちの告白』です。

 

 

 

介護保険等で私たちが尊重すべきは、ご利用者本人はもちろんですが、その家族も含まれます。

 

 

私自身、この仕事に就いていて、たくさんのご家族から『母(父)の介護が大変になってきたのですが、私は仕事を辞めた方が良いのでしょうか?』という質問を受けます。

 

その時に、『これは私の価値観ですが』と前置きした上でお伝えすることがあります。

 

それは、自身の人生と、ご両親(伴侶)の人生を分けて考えるということです。

 

介護をしたいから仕事を辞める、自分が両親の介護に悔いを残したくないから介護にウエイトを大きく持つ、というのであれば良いと思います。

 

一方で、『家族だからみなくてはいけない』という義務感で介護をしようとしている方には、制度を上手に利用して、折り合い(心構え含む)をつけながら、生活をすることを提案します。

 

仕事はできるだけ辞めないように伝えます。

 

長い目で見て考えましょうと提案しています。

 

 

 

介護者の心身(特に精神面)が安定していないと、介護って大変になるのが、わかるから。

 

介護は疾患と違い、何年・何十年と続きます。

 

その中で、時には波もあるだろうし、自分で選択したとはいえ揺れることもあると思います。

 

その時に、その気持ちを受け止めることのできる場所、介護者の『これで良いのだろうか?』と考えながら行う介護を、『それで大丈夫ですよ』と承認する人・場って、とてもとても必要だと思うのです。

 

 

 

これを読まれた方々も、お時間が合えば観ていただきたいです。